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ジャンルの垣根を超えて交流できるサロンとして

小山薫堂 (RED U-35 総合プロデューサー)

INTERVIEW 2015.04.28

新しい時代にふさわしい“若き才能”を発掘し、未来のスターシェフを生み出すべく、2013年に幕を開けた「RED U-35」。 新たな大会のキックオフを前に、大会総合プロデューサーである小山薫堂氏は今、何を思うのか。新たな挑戦者へのメッセージを聞いた。

 

——第一回の2013年大会の成功を経て開催された第二回大会は、さらに多彩な顔ぶれが集い、充実のコンペティションとなりました。まずは過去2大会を振り返っていただき、改めて感じた「RED U-35」の魅力とはどんなところでしょうか?

 

昨年の2014年大会ではとくに、有名店で活躍するシェフのエントリーが目立つなど、挑戦者のレベルは上がっています。それは、「RED U-35」が若手料理人の間に確実に浸透していることを示すものといえるでしょう。 そんな志ある料理人たちが、この大会を機に独立を決意するなど、その殻を大きく打ち破るきっかけにしてくれているところは、改めて感じる魅力のひとつです。さらに、この大会はただのコンペティションではなく、 若い料理人たちがジャンルの垣根を越えて交流できるサロンとしての機能を果たしています。彼らが、この大会を通して互いが刺激を与えあいながら、成長する姿を見るのは我々にとっても大きな喜びです。

 

——いよいよ新たなシーズンが開幕します。さらなる進化が期待される「RED U-35 2015」の注目点とは?

 

まず、審査員の顔ぶれが変わります。審査員長を務める村田吉弘さんをはじめとしたメンバーに、今回新たに狐野扶実子さん、須賀洋介さん、山根大助さん、山本征治さんの4名が加わります。審査に新たな視点を取り込むことで、より多彩な人材を発掘することが狙いです。
それからもうひとつは、料理人の人間性をより正確に見極めるために、最終審査に“合宿審査”を加えたこと。従来の審査過程ではわからない、その人が秘めた可能性を探るべく、審査員には一晩じっくりと若い料理人と向き合っていただきたいと思います。 日本の料理界を代表する方々と過ごす時間は、彼らとっても貴重なものであるはず。ファイナリストの特典ですよね。ここから何かをつかみとり、自身の財産としてくれることを願っています。

 

——さらなる進化が期待される「RED U-35 2015」に挑む若手料理人たちに伝えたいこととは?

 

今回は審査員の顔ぶれや、最終審査に合宿審査が加わるなど変化する部分もありますが、まずは書類審査をクリアしていただくところは変わりません。挑戦者のなかには自分の想いを文章で表現することに不慣れな人は少なくないでしょうし、 「料理人は料理だけつくっていればいいんだ」と考える人もいるかもしれません。しかし、考えを文章化する作業は、トップの料理人になるためには必須のスキルです。書き終えたら、冷静な視点でもう一度読み返してみてください。 たぎる情熱を表現することはもちろん大切ですが、独善的でわかりにくかったり、読みにくいものであっては、何千通ものエントリーシートをチェックする人の目にはとまりません。
さらに、作品を一歩抜きん出たものにするためには、「自分が考えついたものは、すでに他の人も同じことを思いついている」という前提で内容を煮詰めていくこと。それくらい自分に厳しく考え抜くことをおすすめします。 こうしてコンセプトを文章にまとめ、何度も読み返す過程で詰めの甘さに気づいたり、自分の新たな可能性を発見することもあるかと思います。あるファイナリストは、出場のモチベーションはそれほど高くはなかったそうですが、 大会後に「挑戦することで自分の考えをよりブラッシュアップすることができましたし、いろんなことに気づかされました。出場して本当によかったです」と語ってくれました。コンテストに勝つことはとても価値のあることです。 しかし、たとえ書類審査を通過できなかったとしても、「RED U-35」に挑んだ経験は今後の料理人人生において何らかの糧になるはずです。

プロフィール

小山薫堂 (RED U-35 総合プロデューサー)

1964年熊本県出身。放送作家、脚本家。日本大学芸術学部在籍中に放送作家として活動開始。「料理の鉄人」、 「カノッサの屈辱」等斬新なテレビ番組を数多く企画。初脚本となる映画「おくりびと」では第81回米アカデミー賞外国語部門賞獲得。その他、書籍・雑誌での執筆、ラジオ番組の出演、企業コンサル、 地域活性キャンペーン、飲食店プロデュースなど、幅広い活動を展開。東北芸術工科大学企画構想学科長も務める。

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