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自らのセンスと格闘しつづける料理人を求めて

黒木 純(くろぎ 主人)

INTERVIEW 2017.04.20

今回、「RED U-35」の審査員をはじめて務めることになった黒木純氏。挑戦者とも世代の近い黒木氏に、若き料理人への期待や、大会へ挑むことの意義について話をうかがった。

 

——今回はじめて「RED U-35」の審査員となられますが、このコンペティションにこれまでどのようなイメージをいだいていましたか?

 

大会がはじまった当初は、僕も参加資格のある年齢でしたので、実際に挑戦しようと思っていたこともありました。「RED U-35」は、これからの料理界で活躍できる人間を、長い審査期間を通して見極めていきます。料理人として認められるための第一関門であるわけですが、同時にジャンルや年齢の異なる料理人同士の横のつながりをつくる交流の場でもあり、その点でも有意義な大会であると思っています。個人的には、参加者たちの見本となれるような料理人として審査に臨みたいですね。

 

——挑戦者が今後、料理人として一流になるために必用な要素とはなんでしょうか?

 

これからの時代は料理がおいしいのは当たり前です。昨今、オーナーシェフがカウンターキッチンでライブ感あふれる料理を出すタイプの店舗が増えていますから、昔のように料理人が厨房にこもって料理だけをしていればいいというわけにはいかなくなりました。だからこそ、若い料理人には“人間力”が求められると考えています。料理人にとって必用な“人間力”とは、ひとつはチームをまとめる力、そして自分の料理を第三者にアピールできる力、最後に経営力です。「RED U-35」は、料理の技術だけでなく、人間力や表現力、オペレーション力が審査基準です。これからの料理界に必要となる人材を発見できるという意味で、すばらしい大会なのではないでしょうか。

 

——どのような料理人を応援したいと思いますか?

 

“人間力”とは、自ら努力を積み重ね、育てていくべきものです。料理人としてのキャリアがスタートすると、さまざまな苦難に遭遇することになりますよね。たとえば、社会常識やルールとどのように折り合いをつけるのか、あるいは他者と円滑なコミュニケーションを図るためには何をすべきか、というようなことから目を背けることができなくなるわけです。そして、自身のセンス、創造性が、この世界でどれほど通用するのかという課題と向き合わなければなりません。この壁はとてつもなく大きく、乗り越えるのはとても難しい。とはいえ、それに真摯に向き合い、チャレンジを続ける若い料理人であれば、いつかは独自の料理スタイルを見つけ出すことができるのではないでしょうか。焼く、煮るなど、料理にはさまざまな技法があります。そのなかから自分の得意な分野を見つけ磨いていくプロセスが重要です。料理への強いこだわりとプライドのある若い料理人が、僕は好き。「RED U-35」では、料理と格闘しながら、自分らしいスタイルを築いていけるような料理人を応援したいと考えています。

 

——最後に挑戦者たちにメッセージをお願いします。

 

なぜ自分がこの大会に出たいと思ったのかということを、もういちど考えてみてください。そのうえで、どうしても大会に出たいという意欲のある挑戦者を待っています。そして、他人の真似ではなく、自分のオリジナルの料理をつくることに挑んでほしい。新しい料理を生みだし、これからの料理界を盛り上げてくれる人材がチャレンジしてくれることを期待しています。

プロフィール

黒木 純(くろぎ 主人)

宮崎県宮崎市、割烹をいとなむ両親の下に生まれる。高校卒業後、上京し、「京味」で修業。和食の神とも言われる西健一郎氏を師と仰ぎ、「和」の道を進む。2007年、29歳で「湯島121」をオープン。2010年、現在の「くろぎ」に店名を変更。2012年10月26日からオンエアされた「アイアンシェフ」では、「和の鉄人」としてTVに初登場。「若き鉄人」として、注目を集める。

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