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NEWS−お知らせ−

2020.04.09

新型コロナウイルス感染拡大に伴うRED U-35 2020開催中止のお知らせ

NEWS RELEASE

新型コロナウイルス感染拡大に伴う「新時代の若き才能を発掘する、日本最大級の料理人コンペティション RED U-35 2020」開催中止のお知らせ

まずは、新型コロナウイルスに罹患されたみなさまおよび関係者のみなさま、影響を受けられたみなさまに心よりお見舞い申し上げますとともに、一日も早いご回復と、感染の収束をお祈りいたします。

このたび、新時代の若き才能を発掘する、日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35 (RYORININ's EMERGING DREAM U-35) 2020」の開催を中止する運びとなりましたことをお知らせいたします。

国内感染者の拡大の経緯、そして4月7日の政府による緊急事態宣言の発令を鑑み、日本国内のみならず海外において活躍するすべての料理人たちが大会に対して情熱を傾け、存分に才能を発揮し、競い合うことがいまの状況では困難であると判断した結果です。

今回で第8回目、2020年という象徴的なタイミングでの大会で、「未来のための一皿」というテーマを掲げ、前年キャリーオーバーによる賞金1000万円を用意し、料理界にとって大きな意味をもつ大会になればとこれまで準備してまいりました。

なによりもいま世界の飲食店、世界の料理人たちに甚大な影響が出ています。外出自粛や休業などによる経済的な大きな打撃に加え、料理を提供してお客さんと触れ合うような機会も奪われ、わたしたちの食文化が危機にさらされています。そんな中でも、若手料理人たちが挑戦するステージをなんとか開催できないか、大会を開催することで光を発信することもできるのではないかと考えてきました。しかしながら慎重に関係者との対話を重ねた上で、このような判断に達し、本日の公表に至りました。

すでに大会応募に向けて準備をされ楽しみにされていた若手料理人のみなさん、選手の推薦制度に応募してくださったみなさん、いつもRED U-35に注目・応援していただいているみなさんにもこの無念を共有していただけると信じています。急なご案内となりたいへんご迷惑をおかけします。

次回開催の際の年齢制限の上限については考慮する必要性があり、2021年開催の場合には特例措置として36歳以下を対象とすることを検討してまいります。近い将来、笑顔でたくさんの料理人たちが集う場としてRED U-35の大会が開催できますよう、どうぞあたたかいご支持、ご支援を賜れば幸いです。

なお、RED U-35プロジェクトには、CLUB REDという若手料理人と歴代審査員による食のクリエイティブチームがあります。このCLUB REDを軸に、今回のコロナウイルス感染拡大に対して食文化にどんな貢献ができるのか、検討を進めてまいります。

2020年4月9日
RED U-35(RYORININ's EMERGING DREAM U-35) 実行委員会
株式会社ぐるなび

Important: Cancellation of the RED U-35 2020
RED U-35 Committee regretfully announce today the RED U-35 2020 will be cancelled due to the current situation of novel coronavirus in Japan.
We apologize for the inconvenience and appreciate your understanding and corporation.

RED U-35 (RYORININ’s EMERGING DREAM U-35) Committee
Gurunavi, Inc.



RED U-35応募希望者の皆様へ

毎年、RED U-35を注目し、料理について深く考え、課題に対して本気で、懸命に、ひたむきに取り組んでいる応募シェフ達には、いつも感動をしています。だからこそ、私たち審査員団も、真摯に向き合い懸命に審査をしています。

そのRED U-35が、今年開催されないことになりました。もの凄く残念で悔しいですが、このような状況下ですので、今年のRED U-35 2020を中止することとし、まずはそれぞれの店舗や生活の維持を最優先すべきと考えました。参加予定のシェフたちには、大変申し訳なく思いますが、ご了解をお願い致します。

こんな時だからか、改めて料理屋とは社会にとってどんな役割を果たしているのか?スタッフの人生や料理ついて? など考えてしまいます。明確な答えは出ないかもしれませんが、自分を見つめ直しています。

また、新型コロナウイルスが拡大する中で、RED U-35が御縁で、集まった私達で、同業者たちに向け、頑張っている料理人のために、何かしら応援や支援、新しい企画はできないかと思っています。今、事務局、サポーター企業様とも相談していますので、皆さまのご意見も伺いたいです。

50年後、100年後の次の世代から、「世界が新型コロナウイルスと闘ったとき、日本人の意識が高く、新しい価値の創造を果たして、社会を豊かにする成長モデルになった」と言われたら本当に凄いと思います。それが私たち世代の責任なのかもしれません。

最後になりますが、新型コロナウイルスによる犠牲者がこれ以上増えませんように、そして皆さまのご健康を心から祈っています。

RED U-35 2020 審査員長 徳岡 邦夫



今年絶対出場します!と意気込んでいた若手料理人のみなさんがたくさんいました。最後までなんとかRED U-35 2020を開催できないものかと検討を進めてきましたが、想像を超える世界的な影響を目の前にして、苦渋の決断をせざるを得ませんでした。

外食産業、飲食店、料理人たちが困難な状況に陥っています。しかしこれまでも、世界と日本は困難を乗り越え、伝統を守りながら新しい価値を生み出してきました。歴史はその繰り返しです。

こんな状況になっても、人間は食べることを止めるわけではありません。食は、健康や心の安定を左右するもっとも重要なライフラインです。食に携わる方々が、いまできることに必死に取り組み、困っている人々に美味を届け、なんとか乗り越えようとしている姿には強く心を動かされます。

次にRED U-35を開催するときには、挑戦する料理人たちも大会運営側もひとまわり成長し、きっと大きな足跡を残す大会になるはずです。その時を待っていたいと思います。

事態が一日も早く終息することを願い、みんなで助け合って乗り越えましょう。

RED U-35 総合プロデューサー 小山 薫堂

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