料理名：朝食の食パン

ゆめちからは強いグルテンネットワークを持った小麦のため、通常より多くの加水量で生地を作りました。これは、パンが翌日の朝に食べる場合が多いからです。小麦の特性が十分に出ており、小麦の水和も進んでいるため、翌日以降もしっとり感や口溶けの良さが持続します。豊富な水分が味蕾に味を伝達する役割を加速するため小麦の味も伝わりやすく、一般的な配合の25％減塩でも、味を適切に感じることができます。7年間種継ぎしているルヴァンリキッドは豊富な乳酸菌や酢酸菌が蓄積しており、唯一の味わいを呈します。長時間発酵により酵素が十分に働くため、身体が消化しやすくなります。手ごね製法ではバターが不均一に混ざりやすく、味のムラを無意識に作ることできるため、味わいの濃淡により飽きのこない朝食を提供できます。