料理名：記憶の断片

この料理は自分らしさを表現するため、私の「記憶の断片」を形にした料理です。 自分が環境問題に関心を持つきっかけとなったコンポストを使い強力粉と水でヴィーガンの塩釜焼きを作りました。 中身にはビーツを入れ、ビーツとコンポストでの土の香りの同調、塩釜焼きによるビーツの持つ甘さを最大限活かせるようにしました。使い終わった周りの塩釜はコンポストに混ぜることができるため、ゴミの排出を抑えることができます。 ビーツを支えるパーツにはバジルの清涼感はイタリアンを、アリッサの辛みと風味は中東のエッセンスを、発酵カシューナッツで作ったチーズの旨みはヴィーガン料理の表現を、ヴィーガンチーズの中にあるラベンダーの香りは自分の好きな香りなどと、自分の「記憶の断片」と自分らしさを織り交ぜ、複雑性を持たせ満足感を得られるヴィーガン料理として確立させました。