料理名：村田 小太郎

このひと皿は、私自身です。今回使用した全ての食材と私は、共に産まれ、共に育ち、共に生きてきました。 私が幼少期を過ごした愛知県、10代を共に過ごした埼玉県の食材を舞台に、お米(彩のきずな)・煎茶(狭山茶)・鶏(名古屋コーチン)・酒(川越 鏡山)・ヤマメ(秩父渓流にて、私が釣り上げた個体)を軸と考え、私が好きな日本人としての侘び寂びを、私の価値観と経験から構成しました。 備考になりますが、原価計算に関しまして、ヤマメと鏡山を計算にいれておりません。 コンペティション参加にあたり、秩父渓流に私自身がヤマメを釣り上げに行ったこと。 また、私が育った埼玉県の食材を探している中で、川越 鏡山を是非使って下さいと、ご厚意を受けてお譲り頂いた為です。