料理名：起点と邂逅

この料理は沢山の生産者さんに出会えたからこそ作られる一品になります。4層になっており、1番下に、福島県会津産の粘りが少ないササニシキというお米を、鰹と昆布の出汁、醤油などで漬けたクリームチーズと一緒にコクがあるリゾットに仕上げてあります。 上には静岡県の富士山麓の清らかな水で育てられたくぬぎ鱒人肌程度の温度でゆっくりコンフィにしてくぬぎ鱒がもっている脂をゆっくり溶かします。それを細かく刻んでエシャロットと一緒にサッパリとしたタルタルに仕上げてあります。 その上には東京の青梅市さんの農家さんome farmさんから頂いた茄子を皮を剥いて炭火で火を入れてピューレにし、静岡の長谷川農園さんからのマッシュルームと合わせて茄子のレディクションを作り、くぬぎ鱒のタルタルの上に忍ばせています。 その上にはムラ芽、昆布パウダーで仕上げおり、最後にくぬぎ鱒の骨からとった出汁をかけてお茶漬けしています。