萩森 司
TSUKASA HAGIMORI
料理スタイル:今、現代を伝える料理
誕生:1986年
出身:愛媛県
専門:日本料理
所属:ホテル オークラ アムステルダム 山里
所在地:オランダ
ジャンル:日本料理
役職:スーシェフ(副料理長)
萩森 司
TSUKASA HAGIMORI
所属:ホテル オークラ アムステルダム 山里
所在地:オランダ
ジャンル:日本料理
役職:スーシェフ(副料理長)
応募時の年齢:32歳
2019 SILVER EGG
「モノづくり」この言葉は常に未来にポジティブだと思う。
目の前の課題や、問題に向き合い、生産される’物’に作り手の「今より良くしよう」「喜んでもらいたい」という想い、付加価値が加わる。
そして、「人から人」「人々の豊かさ」に向けられている。 「モノづくり」の精神とはこうゆう事だと私は解釈している。
、、、まるで未来をつくっているようだ、、、
だから私も人々の未来に向けた料理を作ろうと思った。
白と黒は混じりそうで、混じることのない「心と体」「性」の複雑さを、
他の食材は「感情(プルチックの輪)」を表現している。
人は自分が基準であり、その基準で物事を見ている。
何が正しいのか、何を持って日本料理か、普通とは、、、そんなものはハッキリ言って関係ない。
多様性を受け入れ、尊重しようとする精神にその先が創れると私は信じている。
私はただ『人』をハッピーにしたいだけだ。
萩森 司
TSUKASA HAGIMORI
所属:ホテルオークラ マカオ
所在地:香港
ジャンル:日本料理
役職:スーシェフ(副料理長)
2017 BRONZE EGG
糖の料理:「時鮭」
時代と共に変わる価値。この料理は「糖」を巡る人類の過去、現代、未来を現しています。「蜂蜜」それを作る蜂と人との長きに渡る付き合い。「史上最高の味」としての憧れ。これからの問題。「砂糖」ステイタス、戦争、金。その甘い魅力は世界を作り、動かしてきました。そして現代「健康の敵」、「病気の元」としての扱い。私はこの料理を通し伝わってほしいのです。何世紀にも渡る歴史上に立つ人が作る価値、変化と今にいたるまでのストーリー。人という都合のいい生物。これから未来に何を求めるのか。そして、この料理も先人たちが造り上げてきた歴史に私なりの「新たな価値(おいしさ)」を求めた形であり、この姿勢こそが“今”の私の料理なのです。又、馴染のある食材を使ってこそおいしさ以上の“何か”が伝わるのだと思います。萩森 司
TSUKASA HAGIMORI
所属:割烹 道下
リンク:ぐるなび掲載ページ
所在地:兵庫県
ジャンル:日本料理
役職:料理人
2016 BRONZE EGG
発酵の料理:「一期一会 鯖と西瓜の酢ノ物」
「復興」今回の熊本地震を通じて「今、自分に何が出来るのか」と考えた時にこの思いを表現したいと思いました。震災で出荷先を失った熊本名産の西瓜を引き取り、今だからこそ意味のある料理にしました。西瓜の発酵液で作ったジュレと、グラニテ。皮で作った甲南漬け(奈良漬け。明石の鯖。構成もシンプルです。味だけでなく、同じ震災の被害にあった兵庫から熊本へ一日も早い復興を願うメッセージが込められています。発酵についてのあなたの考え
「発酵食品」を食べる、作るという健康、美容のためだけでなく、新たなエネルギー(バイオエタノール)を生み出す。メタン発酵の排水処理、CO2肖減で地球環境を守るなど、これからは食の分野だけでなく多くの分野で重要となってくると思います。