小林 悟
SATORU KOBAYASHI
料理スタイル:今を感じるスペイン郷土料理
誕生:1984年
出身:千葉県
専門:スペイン料理
所属:eman
所在地:東京都
ジャンル:スペイン料理
役職:オーナーシェフ
小林 悟
SATORU KOBAYASHI
所属:アロセリア ラ パンサ
リンク:ぐるなび掲載ページ
所在地:東京都
ジャンル:スペイン料理
役職:シェフ(料理長)
2017 BRONZE EGG
糖の料理:「落花生のアホブランコ」
糖を愉しみ、糖を活かすスペイン郷土料理がコンセプトです。アホブランコとは本来アーモンドをベースに作り、そこに葡萄を添えて食べる、甘みのある食材と良く合う冷製スープです。今回はアーモンドの代わりに私の故郷である千葉の名産、落花生を使用しました。落花生には血糖コントロールに良い影響を与える油脂、たんぱく質、食物繊維が豊富に含まれており、血糖値の上昇を抑える効果もあるとされています。落花生の作用により、スープ全体が「身体に働きかける糖」になります。この料理には他にも三つの異なる糖を仕込みました。底面にはスペインの甘口シェリー酒ペドロヒメネスのゼリーがあります。糖分の濃度を上げた葡萄果汁から作られた甘いお酒です。そして、本来添えるフレッシュな葡萄も添えて二つの果糖からなる糖を愉しみます。仕上げに落花生に砂糖を加えキャラメルにし絡めた伝統的なお菓子を添えました。糖を愉しみ、糖を活かす一皿です。