中村 侑矢
YUYA NAKAMURA
料理スタイル:自然への感謝を昇華
誕生:1995年
出身:福岡県
専門:日本料理
所属:LA CASA DI Tetsuo Ota
所在地:長野県
ジャンル:創作料理
役職:料理人
中村 侑矢
YUYA NAKAMURA
所属:HIŠA FRANKO
リンク:店舗独自ページ
所在地:スロベニア
ジャンル:その他/スロヴェニア料理
役職:料理人
年齢(開催年末時点):28歳
2023 SILVER EGG
スロヴェニアのŠtrukljiという伝統的なダンプリングデザートに着想を得て、4種の野菜、1種の穀物を主役に、「極限まで負担を減らした自然との調和」を表現しました。野菜は農家のJeanne&Matteoからと私達の畑で収穫。料理には湧水を使用しました。上から右へ順番に牧草のブイヨンと発酵させた薪焼きズッキーニ、薪焼き燻製ビーツ、揚げた茄子とチリのペースト、キャラメリゼにした人参、玉葱にアーモンドミルク、最後デザートには蕎麦粉の生地にローストした無花果を包んで揚げ、自家製植物バターでまとめました。それぞれ五味五色五法に沿って調理法を変え食べ応えや懐かしい味を再現。コース料理のような食べ進める毎に増す期待感。手に取って食べて頂きます。中央にある川に見立てた手洗い鉢も子供達が親しみやすい演出で。この国の地方の魅了をたっぷり詰め込みました。子供達の心の奥へ届きますように。
中村 侑矢
YUYA NAKAMURA
所属:山﨑
リンク:店舗独自ページ
所在地:東京都
ジャンル:日本料理
役職:料理人
年齢(開催年末時点):27歳
2022 BRONZE EGG
「旅」を自身の料理人人生の歩みと解釈し学んだ地、福岡・京都・島根・東京・次に目指すスペインと集大成を表現しました。鱧は薪の熾火でしっとり焼き、薪の薫香を纏わせます。蒸した餅米には干した夏野菜をサッと梅酢で和えて散らし、煎茶の餡をはって滑らかに纏めました。粥状にした玄米をオーブンに入れお焦げを作り天盛りし、花穂は初夏に相応しい清涼感に。素材背景:京料理に欠かせない「鱧」未来、どんな困難にも力強く鱧のような生命力で歩み続けてほしい。沢山の方を豊かにしていきたい。「玄米」玄米菜食に基づく祖父の料理論、食べての健康に考慮するまでが本質。「煎茶餡」年々水揚げ量が激減中の昆布は使用せず焼いた鱧の骨を浸した煎茶の上品な餡。「薪」スペインの薪焼文化に着目、火力が弱く保水しやすい薪の熾火は日本料理との適性が高いです。福岡県朝倉市で起きた水害による倒流木の薪を使用。収益は地域の復興に当てられています。