2016年1月28日、フランス・パリに降り立ったのは、「海鮮名菜 香宮」の篠原裕幸氏。
第3回RED U-35 レッドエッグ受賞の副賞のひとつ「憧れのレストランへ食事に行く研修」のためだ。
篠原氏が選んだのは、ミシュランの三ツ星を守り続ける「アルページュ」。
まず、到着後すぐに向かったのは、同じく三ツ星の「ルドワイヤン」。
審査員のひとり、狐野扶実子氏と、厨房を視察した。
・創業1792年という老舗中の老舗「ルドワイヤン」。パリの象徴的なレストランだ。
・シェフのヤニック・アレノ氏と。「あれほどの店のシェフなのに、とてもフレンドリーなんです。料理への情熱に感銘を受けました」(篠原氏)。
翌日の昼間には話題の「アストランス」へ。
そして夜、篠原氏が選んだ、ミシュランの三ツ星を守り続ける「アルページュ」へ。
シェフのアラン・パッサール氏は、もともと「肉の魔術師」の異名をもっていたが、2001年から野菜料理のスペシャリストとなった人物。「食材の味をクリアに出したい」という篠原氏が興味を抱くのもうなずける。
ついに「アルページュ」の厨房でパッサール氏と対面。さまざまな質問をぶつけ、フルコースを堪能した。
・アラン・パッサール氏にさまざまな質問をぶつける篠原氏。今後のアドバイスを求めると「ともかく、仕事をしろ!」との答えが。
・「アルページュ」の外観。
・店内での記念写真。
その後も、ワイナリーの「ドメーヌベリヴィエール」見学など、初のヨーロッパ研修でさまざまな刺激を受けたことだろう。