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report|一次審査終了、ブロンズエッグ55名決定!若手料理人の頂点を目指し、次なるステージに挑む

RED U-35 2018 2018.07.09

今年で6回目を迎えた日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35 2018」の一次審査会が、6月某日、都内で行われた。応募総数は567名(そのうち海外在住者は28名)と過去最多、昨年3名だった推薦による出場者も今年は30名に増加し、大会の注目度のさらなる高まりを感じさせる結果に。また、平均年齢も昨年の29.9歳から29.0歳へと若返った。

審査員たちは、まず予備審査を通過した104名(ホワイトエッグ)のエントリーシートを熟読。その後の合同審査会を経て、一次審査通過者(ブロンズエッグ)55名が決定した。

審査員長の脇屋友詞氏(Wakiya一笑美茶樓 オーナーシェフ)は、

「レシピを見れば、テーマの理解度、料理人としての技量がある程度わかります。一次審査のテーマである〝あぶら〞について、その使い方、おいしさなどを挑戦者なりに考えた証が見られました。総じて言えることは、もっと読みたいと思わせるエントリーシートが、以前よりも増えているということ。その充実は、挑戦者たちのレベルが上がっていることを示しているのではないでしょうか」。

審査員は、応募者がテーマである「あぶら」をどのように解釈し、レシピを組み立てているのかを重視したようだ。その解釈の傾向について、審査員の生江史伸氏(レフェルヴェソンス シェフ)はこう分析する。

「解釈は大きくふたつに分かれていたと思います。ひとつは、炒める、揚げる、といった一般的な〝あぶら〞の調理技術に対して、新たな調理法を提案するもの。もうひとつは、成人病などの原因にもなる〝あぶら〞のイメージをネガティブからポジティブに転換していくものです。料理人にとって、社会への前向きな提案は大切だと思っているので、僕は後者をより高く評価しました」。

また、生江氏によれば、広い視野で仕事を捉える挑戦者が増えたことも大きな収穫だという。

「前回大会に比べて、環境問題や生産者、地域などをキーワードに、社会における料理人の在り方を再考する主張が、特に地方から多く聞かれました。新たなヒーローは都心からではなく、地方の小さな街から誕生するのではないかと期待しています」。

一方で、飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の違いや、酸化した「あぶら」の弊害について、教科書的な記述が目立つなど、料理人自らの言葉で語られていない表現が目についたという指摘も。

「摂りすぎはよくないけれど、〝でも、あぶらってうまいよね!〞という声をもっと聞きたかった」

とは、審査員の落合務氏(LA BETTOLA オーナーシェフ)の弁だ。落合氏は、熱き料理人ならではの視点で一次審査を振り返ってくれた。

「自分の実力が今どの程度のものなのか。〝料理人としての立ち位置〞を知りたくて……、という謙虚さが多く見られます。もちろん、自分を客観視することも必要でしょう。しかし、まだまだ若いのだから、もっとがむしゃらに取り組めばいいんですよ。勝ち抜くことではなくて、チャレンジする気持ちが大切なんです」。

そんな落合氏は、敗者に対しても、

「若き料理人にはいつも前向きな気持ちでいてほしいと思います。コンテストには運も必要ですから、今回がだめでもまた挑戦すればいい。それくらいの心意気で、何度でもぶつかってきてほしいですね」

とエールを送った。

一次審査通過者(ブロンズエッグ)の55名は、一次審査に提出したレシピの料理写真と自己PRビデオを展示する二次審査へと進む。今後の進行状況については、リニューアルされたRED U-35オフィシャルページを随時チェックしていただきたい。

*Author|RED U-35編集部(松橋)

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