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目指せ!6代目“グランプリ”レッドエッグ 「RED U-35 2018」エントリー締め切り迫る!

RED U-35 2018 2018.05.10

次世代を担う若き才能を発掘する日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35 2018」がいよいよ開幕した。料理人の登竜門として年々注目度が高まる同大会も今年で6回目。6人目の栄冠をつかみとるのは誰なのか。

書類による一次審査からスタートする同大会は、二次、三次、そして最終審査まで、およそ半年間かけて、6代目〝グランプリ〞レッドエッグの座が争われる。その審査項目は以下の通りである。
・料理人としての「情熱、想い、夢」
・技術力、考案力、表現力、センス
・将来性、可能性

これを見るだけでも同大会の料理人コンペティションとしての独自性がわかるはずだ。さらにユニークなのが、挑戦者に課せられるテーマである。今年の一次審査のテーマは「あぶら」。審査委員長を務める脇屋友詞氏は、テーマの意図をこう語った。

「さんずいの〝油〞、月へんの〝脂〞、いろいろな〝あぶら〞があります。〝あぶら〞と聞いて、あなたは何を考えるか、〝あぶら〞を使ってどうおいしくするのか、どんな使い方があるのか、それを考えてください」。

自身の思考、アイデア、可能性をコンセプトに落とし込み、レシピで表現することが求められているといっていいだろう。

過去の挑戦者たちは大会を通して何を感じ、何を得たのか。2017年度のファイナリスト5名《グランプリ/赤井顕治氏「アーククラブ迎賓館 広島」(株式会社テイクアンドギヴ・ニーズ)料理人、準グランプリ/音羽創氏「シエル エ ソル」シェフ、崎 楓真氏「京都 吉兆 嵐山本店」料理人、薬師神陸氏「SUGALABO」シェフ、山口智也氏「IL TEATRINO DASALONE」シェフ》のコメントとともに見ていこう。

テーマをどう解釈するか。料理人に与えられた自由が、この大会の魅力と捉える出場者は多い。課題は多岐にわたるが、だからこそ、大会を取り巻く熱気も相当のものだ。

「一次審査から最終審査まで、ユニークな課題が続き、料理の技術、人間性のみならず、発想力、解釈力、そしてプレゼンテーション能力が試されていると感じました」(音羽氏)。

「審査する側もされる側も、みな真剣で、ものすごいエネルギーを感じました」(山口氏)。

また、和食、中華、フレンチ、イタリアンなど、さまざまなジャンルの料理人と交流できる点も魅力のひとつ。店ごとに実情の異なる飲食業界では、それぞれが悩みを抱えながら日々仕事をしているはず。そんななか、大会で出会う同世代は、よきライバルとなる一方で、かけがえのない同志にもなる。

「料理に対する考え方や、モチベーションの維持に悩む人たちに僕から言えることが2つあります。まずはREDU-35に出場しようと決意すること。そしてその決意を周りの先輩、知人に表明すること。周囲の期待が支えにもなります。それにRED U-35では、さまざまな料理人との出会いもある。そのつながりが刺激となって、大会後のさらなるモチベーションにもつながるんです」(薬師神氏)。

同世代との交流は、自分自身を見つめ直すきっかけにもなるだろう。料理人としてのさらなる成長を誓う者もいれば、夢を語る者もいる。

「やはり、料理は人がつくるものだと思います。ですから、僕も自分自身を、もっともっと磨いていきたいです」(崎氏)。

「夢は、店のある広島やその近郊の生産者、器などのものづくりをしているクリエイターの方々をリンクさせ、そのハーモニーをひと皿に表現し、世界に発信していくことです」(赤井氏)。

このようにRED U-35はさらなる飛躍への一歩となるはずだ。日本の料理界の発展のため、自身のため、ぜひ、実力を試してみてほしい。

エントリーの締め切りは5月31日午後6時。また、今大会より推薦も受け付けている。行きつけのお店/近所のお店/お知り合いのお店などで才能をもつ料理人を知る方は、応募用サイトの推薦フォームから投稿いただきたい。

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