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report|三次審査“激闘”レポート すべてをかけて挑んだ“鶏”料理

RED U-35 2018 2018.10.15

若き情熱あふれる料理人が集い、しのぎを削る日本最大級の料理人コンペティション「RED U-35(RYORININ‘S EMERGING DREAM)2018」。熱き戦いが続くなか、大会は早くも三次審査に突入した。去る9月30日(日)に東京・国立の「エコール辻 東京」で開催(14名を審査)、そして10月14日(日)に京都会場となる「京都調理師専門学校」にて開催(9名を審査)された審査の模様をいち早くレポートしよう。

三次審査のテーマ食材は「鶏」。二次審査通過者(シルバーエッグ)の選手たちに課せられたミッションは、支給された福島県産伊達鶏の中抜き2羽とハーブ鶏の内臓(レバー・砂肝)2羽分を使用して、「60分で完成する料理」を13皿仕上げること、である。

スタートの合図とともに、手際よく丸鶏をムネ肉やモモ肉などの部位ごとに切り分けていく挑戦者たち。その無駄のない洗練された動作は、日頃の鍛錬の賜物なのだろう。制限時間と戦いながらなんとか料理を仕上げると、彼らは息つく間もなく、隣の審査室へ。待ち受けるのは、審査員による実食と面談だ。じっくりと料理を味わい、メモを取り終えると、審査員は実に多彩な質問-

「与えられた丸鶏2羽をどれくらい使用したか」
「伊達鶏でなければならない理由は?」
「最後に乗せたハーブの意味は?」
「優勝したらあなたに何ができるか?」
「料理人は社会にどのように貢献すべきか?」

-を選手に投げかけていった。厳しい追及に、選手が言葉を詰まらせる場面もあったが、それでも一生懸命答えようとする姿勢からは、彼らのひたむきな想いがひしひしと伝わってきた。

白熱した審査会を経て浮かび上がってきたのは、課題と希望の両面である。

「例年に比して、プレゼンテーション力のレベルが若干劣るかなという印象です。自己の個性をしっかりと表現し、料理に対する想いを明確な言葉で伝えてほしいと思いました。テーマ食材である伊達鶏のうま味を全面に引き出している作品が少なかったことについても、物足りなさを感じました。この2点は、最終審査でも鍵となってくるでしょう」。

そう語ったのは審査員長の脇屋友詞氏(「Wakiya一笑美茶樓」オーナーシェフ)。一方、審査員の狐野扶実子氏(料理プロデューサー)は女性選手の躍進に喝采を送る。

「印象に残っているのは、ある女性選手が料理人の可能性について、〝共感〞をキーワードに表現していたこと。彼女に限らず、女性選手の意識の高さと向上心が見えたことを嬉しく思いました」。

時代の変化を敏感に感じていたのは、同じく審査員の黒木純氏(くろぎ店主)だ。

「僕が駆け出しのころ、料理人には〝料理=修業〞という意識が強かったように思いますが、新しい世代は、料理をのびのびと楽しんでいます。僕らはどうしても、料理の技術や知識が年齢や経験年数に比例するものと考えがちですが、彼らは必ずしもそうではない。新しい世代の料理人が出てきたな、という実感がわいてきました」。

悔しさに目を潤ませる選手もいれば、清々しい表情で会場を後にした選手もいた今回の審査会。日本の料理界を代表する憧れの審査員との〝真剣勝負〞は、若き料理人にとって大きな糧となったはずだ。

いよいよこの後、シルバーエッグに敗者復活を加えた23名は、三次審査通過者(ゴールドエッグ)5名程度に絞られる。発表は10月16日(火)を予定。注目の結果は、「RED U-35」のオフィシャルサイトでご確認いただきたい。新たなグランプリリ“レッドエッグ”が誕生する最終審査は11月4日(日)に東京ミッドタウン日比谷(東京・日比谷)にて開催され、現在観覧者を募集中。クライマックスはもう間近だ。

*Author|RED U-35編集部(松橋)

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