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RED U-35 2023開幕!大会概要&挑戦者へのメッセージ

RED U-35 2023 2023.08.01

RED U-35 (RYORININ's EMERGING DREAM U-35)とは、夢と野望を抱く、新しい世代の、新しい価値観の料理人(クリエイター)を見いだし、世の中に後押ししていくため、これまでの料理コンテストとはまったく異なる視点で、日本の食業界の総力を挙げて開催している料理人コンペティションです。

2013年に誕生したRED U-35は、熱意あふれる料理人たちの挑戦、歴代の審査員たちの目線、数多くの企業等の支援に支えられ、記念すべき第10回を迎えることができました。

食がくれるものってなんだろう?――これからの料理人は、どんな未来を描き、どんな価値を提供していくのか?

食がくれるものって何か、世界的なパラダイムシフトはそんな「原点」に立ち返るきっかけとなりました。おいしさ、健康、季節感、人とのつながり、地域への愛着、地球との共生など…食に求めるものは人それぞれで、単に栄養が摂れればよいというものではなく、幸福や価値をもたらしてくれる人生のたいせつな要素。明日を担う若手料理人は、そんな食の価値を、未来へ、次の世代へどんなメッセージを発信するのでしょうか。どんなバトンを託すのでしょうか。

2023年大会は、そんなことを問いかけ、次世代たちとともに考え行動していく舞台となることを目指しています。「食の力で未来と世界を変えたい」と本気で信じ、挑む料理人たちと出会いたい。希望の星を探したい。ここに、第10回記念大会「RED U-35 2023」を開催します。

■募集:新時代を切り拓く“食のクリエイター”を目指す「35歳以下の料理人」
 ※2023年12月31日時点で年齢が35歳以下(生年月日が1988年1月1日以降)であること
■表彰:グランプリ賞金500万円、準グランプリ賞金50万円
■応募期間:2022年8月1日(火)14:00〜30日(水)18:00(日本時間)
■応募テーマ:2030年のお子様ランチ 〜未来をつくるこどもたちに贈る料理〜
→詳細は「RED U-35 2023」大会概要特設ページをご覧ください。

RED U-35 2023
■ ORGANIZERS 主催:RED U-35実行委員会 株式会社ぐるなび

審査員団、歴代グランプリ、参加企業から挑戦されるみなさんへのメッセージ

●審査員長狐野 扶実子(食プロデューサー・コンサルタント)

[Profile]パリの老舗「FAUCHON」のエグゼクティブシェフを経て、アラン・デュカス氏主宰の料理学校で非常勤講師を務める。著書「La cuisine de Fumiko」がグルマン世界料理本大賞でグランプリ受賞。JAL国際線機内食、ファースト&ビジネスクラス担当。2023年AMBASSADOR OF TASTE 日本代表。

こどもたちの幸せな成長は、サステナブルな社会の発展を目指す上で最も大切な要素とされています。そこで、「2030年」に想いを馳せてみたいと思います。現状では今後、若年人口は激減し、2030年代、少子化は抑制できない状況に陥ると予想されています。そのような状況下でこどもたちはどのように過ごし、何を食べているのでしょう。大人たちはこどもたちが、気持ちよく安心して過ごせる社会を築いているのでしょうか。「食」に従事する者として、私たちは様々な課題と向き合い、解決に向けて何か少しでも貢献できるとしたら…。そんな想いを込めてことしの大会のテーマを考えました。「2030年のお子様ランチ ~未来をつくるこどもたちに贈る料理〜」。あなたは何を作り、こどもたちに何を伝えたいですか?あなたのオリジナルなアイデアでデザインするお子様ランチ、楽しみにお待ちしています!

●審査員佐々木 浩(祇園さゝ木 主人)

[Profile]1961年奈良県生まれ。高校卒業後料理界に入る。滋賀や京都の料理屋で修業をし、27歳で京都先斗町「ふじ田」の料理長兼店長を務める。35歳で独立し、祇園町北側に「祇園さゝ木」を開店。2006年に現在の八坂通に移転。2017年9月、祇園さゝ木開店より20年を迎える。著書「祇園さゝ木 佐々木浩の舞台」が2011年グルマン世界料理本大賞でグランプリ受賞。

今日、料理界はスローフード・廃棄食品と今後予測されている食糧難など多くの問題をかかえており、世界全体で見直さなければならない時にきています。食は生命を繋ぎ人を繋ぎます。地球温暖化、戦争による情勢悪化、目まぐるしく変わる時代の変化に対し、皆様のこれからの希望や思いを一皿に表現することで、今後の料理界が革新していくと考えます。私は43年間料理の道に携わってきました。料理界の先輩・人生の先輩として、知識や経験を伝え反対にRED U-35に参加される皆様の新しいアイディア・風を取り入れ一緒に「食」ついて考えていきましょう。多くの方に応募いただき、素晴らしい料理だけでなく、人として成長できるコンテストにしていただきたいと願っています。

●審査員君島 佐和子(フードジャーナリスト)

[Profile]『料理王国』編集長を務めた後、2005年に料理通信社を立ち上げ、2006年『料理通信』を創刊。編集長を経て編集主幹を務めた(2020年末で休刊)。辻静雄食文化賞専門技術者賞選考委員。立命館大学食マネジメント学部で「食とジャーナリズム」の講義を担当。

昨年初めてRED U-35の審査に関わって、応募書類を読みながら発見したことがたくさんありました。若い料理人たちの地元への眼差し。生産者との関わりを欲する気持ち。師匠へのリスペクト。自分は今どのあたりのポジションにいるのかを知りたい欲求。現状から一歩踏み出したい願望……挑戦者たちの思いが書類からこぼれ落ちそうでした。その思いこそが、社会を変えるパワーです。気候変動、ウクライナ危機、少子高齢化、エネルギー問題、海洋資源の減少、絶滅危惧種の増加……どれひとつとして「食」と関わらない社会課題はありません。日常化した課題の解決に光を見出す役割の一端はきっと料理人が担っていくことになる。料理する力は、社会を動かす力。明日をつくるのは、明日を生きる若い人たち。料理する若い力が結集されることを心から願っています。

●審査員辻󠄀 芳樹(辻󠄀調理師専門学校校長、辻󠄀調グループ代表)

[Profile]大阪、東京、フランスにある食のプロを育成する教育機関の代表。これまで14万人以上の卒業生を国内外の飲食業界に輩出。2018年フランス国家功労勲章受章。2019年G20大阪サミットの首脳夕食会でエグゼクティヴプロデューサーを務める。農林水産省料理人顕彰制度「料理マスターズ」の審査委員や国内外での講演など様々な形で食文化の発展に貢献。

今年が審査員としての最終年度となりました。長年、意欲ある料理人達を見守ってきて、世界の飲食業界を導いていける人材の発掘に対して希望に満ち溢れています。伝統は革新のための最大の武器でもあり、機会でもあります。この大会を糧にして自分の可能性を見出してください。皆さんの成功を願ってやみません。

●審査員野村 友里(eatrip主宰/料理人)

[Profile]長年おもてなし教室を開いていた母の影響で料理の道へ。ケータリングフードの演出や料理教室、雑誌での連載やラジオ出演などに留まらず、イベント企画・プロデュース・キュレーションなど、食の可能性を多岐に渡って表現している。2012年にrestaurant eatrip(原宿)を、2019年11月にeatrip soil(表参道)をオープン。生産者、野生、旬を尊重し、料理を通じて食のもつ力、豊かさ、美味しさを伝えられたら、と活動を続ける。

私たち誰しもが子供時代を経て今があります。食べて育ってきた私たちが食を職にしようとまでする根源はなんでしょう。人に良いと書いて“食”とよむ日本。いい食は心を元気にし喜ばせます。そして自分の家族だけでなく社会にも欠かせずそしてどんな世の中でも必要とされます。未来の子供そしてかつて子供だった自分、“食”から何を想像し伝えますか?ワクワクする料理を待っています。

●審査員谷口 英司(Cuisine régionale L’évo オーナーシェフ)

[Profile]1976年大阪府生まれ。料理人一家に育ち、幼い頃から料理人を目指す。高校卒業後に就職したホテルでフレンチと出会い、国内外の様々なレストランで経験を積み重ねる。2010年富山に移り、2014年「レヴォ」を立ち上げる。2020年、富山県南砺市利賀村にてオーベルジュとして移転オープン。『ミシュランガイド北陸 2021』では2つ星にて掲載、『ゴ・エ・ミヨ2022』で2017年に続き2度目の「今年のシェフ賞」を受賞。

料理人を目指している方、すでにシェフをされている方、独立を目指しはじめている方。様々な状況があると思いますが、料理に熱意を持って自分の未来を信じて頑張れる方に、広く挑戦して頂きたいです。沢山の困難なことがあったとしても、RED U-35という舞台に挑戦し自分の料理をアピールすることは、今の自分自身に向き合い、見つめ直すことに繋がる素晴らしい機会となるでしょう。自分の可能性を拓くために、是非チャレンジしてください。

●審査員川手 寛康(Florilège オーナーシェフ)

[Profile]1978年生まれ。「ル ブルギニオン」を経て渡仏。帰国後「カンテサンス」にてスーシェフとして活躍。2009年6月に南青山にて「フロリレージュ」をオープン。2015年に神宮前に移転。2016年アジア50ベストでone to watchに選ばれ 2018年にはアジア3位までランクを上げる。同年ミシュラン2つ星を獲得。2023年アジア50ベストレストラン7位、ワールド50ベストレストラン27位。

美味しいって何だろう。シンプルそうで複雑で、簡単そうでなかなか辿り着けない。悩んでも悩んでも、作っても作っても満足できない。そんなことに一生を賭けて探求する、そんな職業が料理人。このRED U-35を通して、美味しいを共有できる、仲間やライバルに出会えるって、とても素晴らしいことだと思います。皆さんと一緒に自分も成長したくさん刺激を受けたいと思います。

●審査員吉武 広樹(Restaurant Sola オーナーシェフ)

[Profile]2010年、パリに「Restaurant Sola」をオープン。翌年、フランス版ミシュラン1つ星獲得。2014年、第2回開催の「RED U-35 2014」にてグランプリ(RED EGG)獲得。2018年、福岡に「Restaurant Sola」をオープン。

RED U-35のコンペティションの存在は知っているけど 自分にはまだ早いんじゃないか?大会とか興味ないし応募する意味って? 忙しくてそんな時間が作れないしお店のメンバーにも負担がかかるから応募しないなど出場するにあたって色んな事を考えると思います。作文やレシピ作りも片手間で出来る程簡単ではありません。でも過去に自分自身の料理観と向き合い、文章にまとめる機会があったでしょうか。同じテーマで参加者全員がレシピを考えます。応募するという事は今の自分自身を知る事ができるチャンスであり同世代の料理人がどんな事を考え毎日過ごしているのかを知る事ができます。参加する事に意義があるとは言いません。ただ参加しなければ何も得られないのも事実です。出場するからにはレッドエッグを目指すのはもちろん、今の自分にあった目標を決めて参加する事も良い経験になるので、ぜひ皆さんのご応募お待ちしております。

●総合プロデューサー小山 薫堂(放送作家)

[Profile]放送作家、脚本家。京都芸術大学副学長。1964年熊本県生まれ。「料理の鉄人」「世界遺産」など多数のテレビ番組を手がけ、映画「おくりびと」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。「Stand Alone」(森麻季)や「ふるさと」(嵐)の作詞も手がける。「くまモン」の生みの親でもある。執筆活動の他、地域・企業のアドバイザー、下鴨茶寮主人、大阪・関西万博ではテーマ事業プロデューサーを務める。

今年で10回目を迎えたRED U-35。これまでのべ4143名の料理人が挑戦し、様々な人生の物語が生まれました。RED U-35への挑戦が人生の分岐点になった、と振り返る料理人も少なくありません。そもそも私は、料理人の優劣をつけるコンテストがやりたくてRED U-35を企画したわけではありません。日本の食がより良き方向へ向かうきっかけを作りたかったのです。そのために、新しい時代を牽引する若い才能が集う場を設ける。たったひとりのスターシェフが誕生するよりも、それは価値のあることだと信じています。RED U-35に挑戦することは、新しい自分に出会う、そして新しい仲間ができることでもあります。人は知らず知らずのうちに、最良の人生を選択しながら生きています。ぜひ、幸運へと向かう偶然に溢れたRED U-35への挑戦、お待ちしています!

●アドバイザー溝畑 宏(公益財団法人大阪観光局 理事⻑)

[Profile]1960年京都府出身。1985年東京大学法学部卒業、自治省入省。北海道庁、自治省財政局、大分県企画部次長、自治省行政局理事官などを経て2004年株式会社大分フットボールクラブ(大分トリニータ)の代表取締役に就任。2008年にはナビスコカップ優勝を飾る。2010年国土交通省観光庁長官、2012年退官後に大阪府特別顧問、京都府参与などを経て2015年公益財団法人大阪観光局理事長兼大阪観光局長に就任した。

RED U-35が2013年にスタートし、今回の大会は記念すべき第10回目の開催ということで心よりお祝い申し上げます。この大会を通じて、これまで多くの若い才能が、国内のみならず、海外にも羽ばたいていき、また活躍されています。今、海外から多くの観光客が日本に訪れ、その目的の第一番目は「日本の食を楽しむ」ことです。日本の四季折々の景色、自然、奥深い歴史文化、そして日本の食文化が、世界の旅人を魅了しています。2025年には、大阪・関西万博が開催され、世界中からお客さんを迎える事となるでしょう。これからのRED U-35も大阪・関西でも広く認知され、その時に、才能ある若き料理人の皆さんが、懸命に食を追求する姿や活躍が世界に発信をされて欲しいと願っています。本大会でも、皆さんの活躍をしっかりと応援したいと思っているので、是非頑張ってください。

●アドバイザー山田 早輝子(株式会社FOOD LOSS BANK 代表取締役社長)

[Profile]FOOD LOSS BANK代表取締役社長。国際ガストロノミー学会日本代表。国連WFFマスタークラスにて活動が世界配信される。ロサンゼルス市SDG5上級戦略アドバイザー、 LVMHグループVeuve Clicquotの“影響力のある女性賞”、Japan TimesのSustainable Awardなど受賞。内閣府、東京都などの委員多数兼務。2022年スペイン国王から叙勲された。

国際ガストロミー学会日本代表や世界•アジアのベストレストラン50公式大使等も務めておりますので、国際的な視点からも世界をリードする技術や哲学のある方々にお会いできるのを楽しみにしています。料理人の役割が大きく変わってきている中で、ただ美味しいものを創るだけではなく、キッチンの外での視野や、持続可能性も念頭に入れながら更に美味しいものを創れる方々、RED U-35という活気ある世代だからこそリードできることを見据え、少しでも幅広い観点、視点でアドバイザーとして臨んでまいりますので宜しくお願い致します。今年もたくさんの感動に出会える事を楽しみにしております。

●2013年 RED EGG杉本 敬三(Restaurant La FinS オーナーシェフ)

[Profile]1979年京都府出身。小学生の頃から料理に興味を持ち、料理の研修という名目で厨房に入ったのが8歳。15歳のときから全国各地でフェアや出張料理を実施し、19歳で渡仏。アルザス地方を中心に「ボンラ ブルール」、「ブデュモンド」、「レストラン・ローリーヴァン」、「レストラン・シュナンブール」等12年間のフランス修業を経て帰国。2012年、32歳で新橋に「Restaurant La FinS」を開業。2013年、第1回開催のRED U-35 2013にて初代グランプリ(RED EGG)受賞。

前代未聞。年齢、性別、職歴関係なくすべての料理人を平等に評価される世界唯一のコンクール。普通の料理のコンクールと違い、衛生面、将来性、野望、社会性、ありとあらゆる角度から料理人に資質を見るという内容をとても魅力的に思いました。どんな大きな組織で働いていても、どんな有名店で働いていても、そういうことは全く関係なく、一人の料理人として評価していただける。もし少しでも将来の夢、希望、野望など持ち、常に高い志で努力している料理人には、ぜひ挑戦してほしい。そして、料理界の新しい下克上により、この飲食の力でさらに日本を盛り上げ、世界に羽ばたいてほしいと思います。

●2014年 RED EGG吉武 広樹(Restaurant Sola オーナーシェフ)

[Profile]2010年、パリに「Restaurant Sola」をオープン。翌年、フランス版ミシュラン1つ星獲得。2014年、第2回開催の「RED U-35 2014」にてグランプリ(RED EGG)獲得。2018年、福岡に「Restaurant Sola」をオープン。

現場一筋に料理の道を歩んできました。大会に興味が無く、参加する事に意味を感じられなかったのが理由です。2013年、第一回RED U-35に知人の勧めで始めて応募し、その結果惨敗。自分の能力の無さを痛感しました。現場も大会も同じ、目の前にあるテーマや食材に真摯に向き合い、どれだけ思いを乗せて表現できるかどうか。参加することに意義があるとは言いません。ただ参加しなければ得られない人それぞれの経験がそこには有ります。

●2015年 RED EGG篠原 裕幸(ShinoiS オーナーシェフ)

[Profile]1981年埼玉県出身。「赤坂璃宮」やザ・ペニンシュラ東京「ヘイフンテラス」などで修業後、香港で「赤坂璃宮 銀座店」創業時の料理長・朱遠威氏のもと、広東料理店で腕に磨きをかける。帰国後、西麻布「海鮮名菜 香宮」にてシェフを務める。2015年、RED U-35 2015にてグランプリ(RED EGG)受賞。その後、上海に渡り「THE PEACOCK ROOM」エグゼクティブシェフに就任。2019年11月、白金台に「ShinoiS(シノワ)」を開業。

レッドエッグを獲得したら夢が叶うのか?スターになるのか?と言われたらそれは違うと思います。ですが、自身の可能性が広がるのは間違いありません。それは…夢や目標を改めて考え直し、自分と向き合い、かつ出場する事でしか出会うことのない人達に出会う事が出来るからです。私自身まだまだ夢の途中ですが、次のステップへのキッカケはここで出会った仲間です。彼等はライバルであると同時に、シェフである僕には現場に師匠と呼べる人間がいないので良き師匠にもなってくれます。僕にとってRED U-35は料理人人生を更に豊かにしてくれた一つのキッカケです。

●2016年 RED EGG井上 和豊(szechwan restaurant 陳 料理長)

[Profile]1981年秋田県出身。岩手県の調理師専門学校卒業後、2001年四川飯店に入社。その年に開業した系列店「szechwan restaurant 陳」渋谷店のオープニングスタッフとして厨房に立ち、副料理長を経て、2017年料理長に就任。2004年の「青年調理士のための全日本中国料理コンクール」熱菜・魚介部門金賞をはじめ、数々のコンクールにチャレンジし、受賞歴多数。2016年、RED U-35 2016にてグランプリ(RED EGG)受賞。

とにかくRED U-35に挑戦することには大きなチャンスを掴めるきっかけになります。それはどこまで勝ち進めるかではなくそこにチャレンジする同じ気持ちを持った同じ料理人がどんなことを考えているのかを知るきっかけになると思います。僕自身、一度途中で敗退したことから得られたもの(気持ち)の方が大きかったです。料理人という枠の全然違うジャンルの同世代の人間が色んな視点からひとつのタイトルを目指して競いあえることはとてもしびれます!是非頑張って下さい!

●2017年 RED EGG赤井 顕治(AKAI オーナーシェフ)

[Profile]1983年広島県出身。広島のワインバーで厨房責任者を務めた際に、フランス料理に興味を抱き渡仏。「ル・ルレ・ルイ・トレーズ」や「ラ・メゾン・ピック」で修業し、自らの料理スキルに磨きをかける。その後、ブライダル会場などで研鑽を積み、2017年、RED U-35 2017にてグランプリ(RED EGG)受賞。2019年5月、念願だった故郷・広島で築80年の古民家をリノベーションしたレストラン「AKAI」を開業。

RED U-35に挑戦する意義 - RED U-35の面白さはこの大会のために準備しても意味がないところにあると思います。毎年課題が同じなわけではなく、毎年変化する課題にどう対処しアジャストできるのか、つまり日々の生き方や思想、将来のビジョンが問われているのだと思います。人との勝敗のあるコンペティションではあるのだけど根本は自分自身との戦いだと思うのです。そしてRED U-35で出会った料理人の輪が日本の食文化に明るい未来をもたらせたら素敵だなと思います。

●2018年 RED EGG糸井 章太(Auberge eaufeu シェフ)

[Profile]1992年京都府出身。調理師専門学校を卒業後、フランス・アルザス「オーベルジュ・ド・リル」での実地研修を経て、2014年、兵庫「Maison de Taka Ashiya」に入店。髙山英紀シェフの助手として、2015年の「ボギューズ・ドール国際料理コンクール」フランス本選を経験。2016年に再び渡仏し、ブルゴーニュ「レストラン・グルーズ」で修業。2017年に帰国。2018年、RED U-35 2018にてグランプリ(RED EGG)を大会初の20代で受賞。2019年、経済誌Forbes Asia主催「30under30 Asia 2019」受賞。2022年、アメリカ・カリフォルニア州の3つ星レストラン「マンレサ」「フレンチランドリー」で研修。2022年7月、「Auberge eaufeu」シェフに就任。

何かに挑戦したい、何かを変えたい。その時にあったのがこのRED U-35でした。日々の生活では感じたり、見えないものが見えるのがこのコンペティションです。その中でジャンルの枠を超えて出会える仲間もかけがえのないものになると思います。年齢、男女、ジャンル、すべてを取っ払って自分の可能性に挑戦してください。

●2021年 RED EGG堀内 浩平(フリーランス 独立準備中)

[Profile]1986年、山梨県富士吉田市生まれ。調理師専門学校を卒業後、都内のレストランとホテルを経て、渡仏。北フランスの人里離れた場所に位置する2つ星レストラン「La Grenouillère(ラ・グルヌイエール)」で腕を磨く。2018年に帰国し、「Ichii」のシェフに就任。2021年、RED U-35 2021 ONLINEにてグランプリ(RED EGG)を受賞。2022年4月より地元山梨でソムリエの兄とレストランを開くため独立準備に入る傍らフリーランスの料理人として活動中。

自分には叶えたい夢があります。ただその夢に近づいている実感がほとんどなく悶々と過ごしていました。同年代には自分より優れた素晴らしい料理人が沢山いらっしゃいます。そんな方々を見るたびに凄いな敵わないなと感じることも多いです。ただ僕は自分にしか表現できない事があるんじゃないかとそんな『根拠のない自信』だけはもっていました。この大会に挑戦したのも夢に近づきたい気持ちとその自信だけです。『根拠のない自信』それが自分の中にほんの少しでもある方はぜひ挑戦してみてください。どんな結果になったとしてもこの大会の後には、前より確実に進めると思います。少なくとも僕は未来への距離が近づいた実感があります。

●2022年 RED EGG酒井 研野(日本料理 研野 オーナーシェフ)

[Profile]1990年、青森県生まれ。2009年「菊乃井」入社。本店で8年勤務後、2017年「菊乃井 無碍山房」料理長に就任。2019年同社を退職。その後、ニューヨークの「Shoji at 69 Leonard Street」、京都の「LURRA°」「京、静華」を経て、2021年京都にオーナーシェフとして「日本料理 研野」をオープン。「現代の日本を映し出す料理」をテーマに、日本料理のアイデンティティを追求。ヒトサラ「Best Chef & Restaurant 2022-2023 U-35 シェフ賞」受賞。「ゴ・エ・ミヨ2022」3トック、「ミシュランガイド京都・大阪2023」にて1つ星を獲得。2022年、RED U-35 2022にてグランプリ(RED EGG)を受賞。

6回もチャレンジして、昨年やっとグランプリを受賞することができました。1回目は25歳の時。自分の未熟さを痛感しましたが、あちこちで活躍している同世代たちの姿が見えて、視界がひらけました。2回目はGOLD EGGまで進み、一流の審査員や同世代の強者たちと同じ舞台に立つことができました。その後も、チャレンジするごとに、さまざまな出会い、気付き、反省がありました。そうした貴重な経験が「こうなりたい、こうでありたい」という熱く、清らかな想いを育ててくれたのです。「RED U-35」は、何者でもない料理人に夢を与え、スポットライトを当て、進むべき道を照らしてくれる大会です。想いが叶った今、新しい扉が開いたような気がします。

●CO-ORGANIZER 共催 メルコグループ
RED U-35 2023 開催おめでとうございます。コロナ禍の長いトンネルを抜け、皆様には、今、明るい兆しが見え始めていることと思います。このような中、新しい食の創造のために創意工夫を続けてこられた若手シェフの方々に、心より応援のエールを送ります。私たちメルコグループは、IT事業と食品事業にともに深くかかわっています。私たちの幅広い事業を活かし、食の未来や持続可能な社会をともに考え、世界を変える次の時代を担う皆様のお手伝いができれば、この上ない喜びです。

●PARTNER ヤマサ醤油株式会社
RED U-35 2023年大会の開幕を心よりお祝いいたします。当社は大会がスタートした2013年より、挑戦する料理人の皆様のご支援をさせていただいていますが、この10年間で幅広い料理ジャンルに醤油が浸透してきていることを感じています。コロナ禍も明け、日本の食文化がさらに海外から注目されるなか、今年も皆様のアイデアによって醤油の可能性が広がっていくことを楽しみにしています。引き続き、挑戦する皆様の熱い戦いを応援いたします。
https://www.yamasa.com

●SUPPORTER ヨシケイ開発株式会社
RED U-35 2023大会開催おめでとうございます。ヨシケイグループは「つくる人から笑顔に」をテーマに常に新しいアイディアで楽しく豊かな食生活を応援していまいりました。近年はさらに子どもたちが喜ぶメニュー開発にも力を入れています。皆様の創造力と情熱は、未来のこどもたちの食卓を彩る力になるでしょう。笑顔があふれ、心温まるお子様ランチが、子どもたちの幸せな未来へとつながりますように。ヨシケイグループ一同、心から応援しています!
https://corporate.yoshikei-dvlp.co.jp

●SUPPORTER ミヨシ油脂株式会社
RED U-35 2023の開催おめでとうございます。また、参加される料理人の皆さまに心からのエールを送ります。今大会のテーマは「2030年のお子様ランチ」。未来のこどもたちにどのような食文化を届けたいか、届けられるのか。これは、油脂の力を活かしたものづくりを通して、持続可能な社会の実現に貢献することを目指す弊社にとっても、大きなテーマです。料理人の皆さまが描き出す食の未来図を楽しみにしています。また、その未来図の実現をミヨシ油脂がご支援できれば幸いです。
https://www.miyoshi-yushi.co.jp

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