小林 珠季
TAMAKI KOBAYASHI
料理スタイル:日々探求、日々進化
誕生:1986年
出身:兵庫県
専門:フランス料理
所属:Maison PIC
所在地:フランス
ジャンル:フランス料理
役職:シェフ(料理長)
小林 珠季
TAMAKI KOBAYASHI
所属:Restaurant Pèir PIERRE GAGNAIRE
所在地:フランス
ジャンル:フランス料理
役職:スーシェフ(副料理長)
2018 GOLD EGG
2018 滝久雄賞
ヨーロッパではバラエティーに富んだ“あぶら”活用の文化があり、私の視点からは、驚くような使い方に出会うことがある。 調理するにあたり、味や香りのみならず調理技法や保存方法としても“あぶら”から得られる効果は大きい。 ところが、食文化が混ざり合う今日においては、健康を脅かす食品の一つが“あぶら”であると言わざるを得ない。 だからこそ過剰な摂取は控え“あぶら”の利点と欠点をより正確に理解し、うまく取り入れていくことで、私たちの食生活はさらに魅力的なものになっていくと思う。 今回は、ヨーロッパの春の山菜“アスペルジュソバージュ”と近所で養殖されている“ファリオマス”を用いて、私がこれまでに学んできたフランス料理の技法と、日本料理の技法の一つである天婦羅、そして今私が住んでいる南仏のラベンダーを調和させ、春らしく優しい一品に仕上げました。 |