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【台湾の食を楽しむひととき in 日本橋】

レポート 2022.03.17

 〜台湾の食を楽しむひととき〜

RED U-35 2013においてGOLD EGGを受賞した平賀大輔シェフ(亜細亜家郷菜dots 料理長)が台湾エピソードを織り交ぜながら、台湾食材を使った料理デモンストレーションとトークショーが、コレド室町テラス内にある誠品生活市集 COOKING STUDIOで開催された。

平賀氏はこれまで何度も台湾を訪れており、訪問した折は一日で7~8食のお料理を食べるそう。おなかが空いている時間はひと時もない(笑)と語った。台湾は夜市も人気で夜遅くまでお店が開いていて24時間食が楽しめる。

台湾のお料理は「香り」をとても大事にしている。お料理が出てきたら食すよりも前に香りをかいでから口に運ぶ。ということを台湾の人は自然に行っている光景をよく目にすると平賀氏は語った。

その香りにヒントを得て、台湾茶を料理に使用した。今回のイベント会場と同じフロア―にあるコレド室町テラス2Fにある王德傳(ワンダーチュアン)にも足しげく通い様々な台湾茶を吟味。この日のイベントでは杉林渓烏龍茶を使った「蒸し料理」と、お茶の葉をチャーハンの具材として炒めその上からお茶をかける「チャーハン茶漬け」を披露した。


海外旅行が困難なこの時世、台湾の魅力をたくさん知識として仕入れ準備をし、いつかくるその日を楽しみに!

◆レシピ〜台湾烏龍茶炒飯~烏龍茶香るチャーハン茶漬け~

この日料理デモンストレーションしたメニューの中から家でも作れる「烏龍茶香るチャーハン茶漬け」のレシピを紹介する。
このお料理は平賀氏が2013年GOLD EGGを受賞したとき、一次審査の作品として提案したメニューをアレンジしている。

■材料(2人前)
・烏龍茶で炊いたご飯 300g
・卵(L)1個
・茎レタスの漬物(みじん切り)15g
・長葱(みじん切り)10g
・烏龍茶葉(みじん切り)10g
・サラダ油 大さじ2

●調味料《A》
・豆油伯(台湾の醤油) 30ml
・卵黄 1個

●調味料《B》
・塩 ひとつまみ
・胡椒 少々

●調味料《C》
・豆油伯(台湾の醤油) 小さじ1

●調味料《D》
・烏龍茶 300ml

■作り方
①《A》の豆油伯(台湾の醤油)をボウルにいれ、卵黄を入れて1時間漬ける。
②炊いた温かいご飯を用意する。卵は良くほぐしておく。
※ご飯を炊くときは通常の水加減より少しだけ少なめにし、お水ではなく烏龍茶で炊いておく
③フライパンを良く熱し、サラダ油を入れて鍋全体になじませる。そこに②でほぐした卵を入れ、すぐ②のご飯を加え、ひっくり返しお玉の丸いところでたたくようにほぐす。
よくまぜ、《B》の塩、胡椒を加え、材料の烏龍茶、茎レタスの漬物、長葱を加えよく混ぜる。
《C》の豆油伯(台湾の醤油)を最後に鍋肌に回し入れ、全体的に混ぜる。
④型を取るため適当なお茶碗に盛り型取りし、ひっくり返して少し深めの器に盛る。
⑤チャーハンのてっぺんに①の卵黄をのせて、《D》の烏龍茶を周りに注ぐ

■使用した台湾食材はこちら
茎レタスの漬物
豆油伯(台湾の醤油)

■イベント開催概要
・日時:2022年3月13日(日)15:00〜
・会場:誠品生活日本橋
    東京都中央区日本橋室町3-2-1 コレド室町テラス2F
    http://www.eslitespectrum.jp/

誠品生活日本橋
「Books, and Everything in Between」のコンセプトのもと、読書と文化の発信基地として親しまれる、台北発の複合型書店。 日本第一号店である「誠品生活日本橋」では、日本橋で受け継がれてきた文化を「誠品生活」ならではの感性で編集し、創造的で多彩な文化情報を発信するプラットフォームとなっている。中でも誠品生活市集では、台湾食材・調味料が豊富に売られている。

◯平賀 大輔(亜細亜家郷菜dots 料理長)
中国料理一筋22年。匠の技を受け継ぐ料理人。 1980年生まれ、千葉県出身。19歳で脇屋友詞氏のWakiyaグループに入社。以降、グループ店舗の料理長を歴任後、2021年4月より現職。 RED U-35 受賞歴:GOLD EGG(2013)、SILVER EGG(2014)

当日の動画は下記からご覧いただけます。

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  • 平賀 大輔
    専門:中国料理
    所属:ON the TABLE CHINESE

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