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【海外CLUB REDシェフ×日本の食材の魅力発信】食を通じた地域活性化の取り組み 第2弾

レポート 2022.11.21

【海外CLUB REDシェフ×日本の食材の魅力発信】食を通じた地域活性化の取り組み 第2弾

RED U-35の主催社である株式会社ぐるなびでは総務省の「地域活性化起業人制度」を活用し、⾷や観光を通じた地域の活性化を⽇本全国の⾃治体と連携しながら実施しています。

※「地域活性化起業人制度」とは・・地方公共団体が、三大都市圏に所在する民間企業等の社員(地域活性化起業人)を一定期間受け入れ、そのノウハウや知見を活かしながら地域独自の魅力や価値の向上等につながる業務に従事する制度

食を通じた魅力発信の一環として、海外で活躍するCLUB REDシェフにも食材をお届けする取り組みも始めています。シェフから海外現地のお客様へ料理を通じて日本の食材、地域をPRして頂いています。

今回は起業人制度を締結している自治体の一つである島根県邑南町(おうなんちょう)の食材をハワイ「natuRe waikiki」エグゼクティブシェフの小川氏にお届けし、メニュー考案をして頂きました。

◆小川苗氏 natuRe waikiki(ナチュール・ワイキキ)アイランドフレンチレストラン

RED U-35 2019年GOLD EGGおよび岸朝子賞、滝久雄賞受賞

※アイランドフレンチ ハワイの豊かな“AINA”(=大地)に育まれた良質かつ環境に配慮された食材を使用し、フレンチの伝統技法で創り出す、natuRe waikikiでしか味わえないアイランドフレンチ。

◆今回小川氏にメニュー考案頂いた食材

垣崎醤油店 木桶で2年発酵熟成させた醤油と搾り粕。創業大正10年、100年前から変わらず木桶で手作りしている醤油蔵。

醤油の搾り粕は地元の乳牛のエサとして再利用されています。またその乳牛のミルクを使って、地元のアイスクリーム屋さん(ミューイ※無為自然から取った名前)やおおなんチーズ工房(70代のおばあちゃん2名が頑張るお店)で加工され販売されています。

厳選した現地の食材とサステナブルな醤油の搾りかすを使用して、小川氏がハワイのお客様の嗜好に合った料理を考案。完成したメニューをご紹介します。

醤油の搾り粕に漬け込んだフィレ肉の薪焼き

自家製のマカデミアナッツ豆腐にとうもろこし茶と醤油の泡のせ

◆メニュー考案を終えて小川氏よりコメント

醤油の搾り粕に漬け込んだ牛肉は風味が出て脱水され味が凝縮されて美味しかったです。醤油はとても香り高いので泡状にして料理の上に添えて使用しました。醤油の搾りかすは新しい食材で、普段挑戦しているサスティナブル、余すことなく食材を使うというコンセプトにもぴったりで貴重な経験をさせていただきました。今回のメニュー開発を通してとてもいい日本のアイテムを知る事ができました。

海外の方々にもプロの料理人によって日本の素晴らしい地域の食材をより美味しく、より特別な体験をして頂きたいと思っています。
今後も海外で活躍するCLUB REDシェフと連携し、食を通じて日本の魅力発信を続けて参ります。

海外CLUB REDのメンバーで今回のような取り組みにご興味ある方は事務局までご連絡ください!(お問合せメールアドレス:info@redu35.jp)

<協力パートナー>
◆島根県邑南町  
 島根県のほぼ中央、広島県との県境で中国山地の山あいに位置する人口約1万人の緑豊かな町。ほとんどが山林で占められており、その豊かな自然を活かした農業が主要な産業となっており、古くから豊かな食材と食文化に恵まれています。現在、食と農を切り口とした「A級グルメ」を通じた町づくりに取り組んでいます。

◆生産者情報 

垣崎醤油店   https://kakizaki-s.com/

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