2020年のコロナ禍は感染症の問題にとどまらず、人々の意識にさまざまな変化をもたらしました。とくに、サステナビリティ(地球環境や社会の持続可能性)への意識は高まっています。暮らしのさまざまな「当たり前」が変わろうとしている状況は、大きな変化のチャンス。ニューノーマル時代のありかたは、ひとりひとりの意思と行動にかかっています。
RED U-35実行委員会では、コロナ禍によってRED U-35 2020の開催は中止となりましたが、RED U-35ができる1つの行動として、スピンオフ大会「食のサステナブルAWARD」を開催することといたしました。
審査員/アドバイザリーボードの三人、そしてご支援いただいたサポーター企業の方々から、挑戦されるみなさんへのメッセージです。
●審査員/アドバイザリーボード
生江 史伸(L'Effervescence シェフ)
「美味しいものを作り、笑顔をつくる。」
当たり前のようで、しかし尊い目標をもとに私たちは今日も料理に向き合います。そしてその先の社会に、不安で不確実な状況が待っているのであれば、それに対しても「おもいやり」をもって挑んでゆくべきだと思います。その「おもいやり」の積み重ね(サステナビリティ)の途中経過を、皆で共有していきましょう。
先に広がる、明るい世界のビジョンを楽しみにまっています。
狐野 扶実子(食プロデューサー)
ニューノーマルな時代のライフスタイルが求められる中、「食」は国連のSDGsで掲げられている17の目標において、貧困や飢餓、気候変動などの問題をはじめ、すべての目標に密接に関係していると言われています。
コロナ禍の今だからこそ、みなさまの発想力と創造力で食の未来へのあるべき姿を摸索し、「サステナブルな食」の実現に向けた新たなアクションとして一歩を踏み出せるよう、みなさまとの時間を共有させていただければ幸いです。多くの方の参加をお待ちしています。
小山 薫堂(放送作家)
RED U-35 2020は中止となりましたが、様々なご協力のもとみなさんに参加してもらえるスピンオフを開催できることになりました。
いま、飲食業の方々はたいへんな状況ですが、このコロナ禍に直面したからこそ、気づいたり、発想したり、深く考えて行動したことがあるはずです。そういう価値あるものをぜひ応募してほしいと思います。
目的は優劣をつけることではなく、共有し広がっていくこと。未来に向かうアイデアを楽しみにしています。
●サポーター
株式会社J-オイルミルズ
「食とサステナブル」をテーマに、持続可能な食の未来を実現するアクションに対して、大いに期待をしています。
当社としては、生活者様、需要家様、販売店様、そして環境を含む社会に貢献し、様々な課題に向き合い、解決のためにお役立ちしていきたいと考えています。
その一環として、食の未来を変革するような、情熱を持った食のイノベーターの皆様と共に、これからの食のニューノーマルを作って行きたいと思います。
ヤマサ醤油株式会社
当社はRED U-35がスタートした2013年より、サポーターとしてシェフの皆様の活動のご支援を続けて参りました。
今回のテーマであるサステナビリティへの取り組みは、飲食業界においても重要なテーマであると考えています。
この大会を通じて皆様のアイデアやアクションが形となり、食の未来につながる動きとなることを祈念し、引き続き当社もそのご支援に取り組んで参ります。
日本サニパック株式会社
日本サニパックはポリ袋・ゴミ袋の開発・製造・販売を一貫して行い、2020年に設立50周年を迎えました。
環境へ配慮した商品を提供し、使う方とともに環境意識を高める共創活動に取り組みながら清潔で快適に暮らすための、ソーシャルインフラの実現に貢献してまいります。
食においてもサステナブルへの意識が高まっているなかサポーターとして皆様の活動を支援させて頂きながら、よりよい食環境の実現に向け最大限のご協力をいたします。
SAKE HUNDRED(株式会社Clear)
SAKE HUNDREDは、オフィシャルサポーターとして本プロジェクトに協賛することで、持続可能な食の未来の実現を推進してまいります。
世界的な関心が高まりつつある食のサステナビリティは、日本酒の未来においても特に重要なアクションであると捉えています。
今回の取り組みで、持続可能で豊かな食の未来を実現するアイデアが生まれ、実行されることを願っています。
国分グループ本社株式会社
私たちは「食のサステナビリティ」を追求し、いかなる困難にも強い意志と対応力をもって、先人たちが培ってきた食のDNAを次の世代へと継承していかなければなりません。
食を通じて世界の人々の幸せと笑顔を創造することを目指し、強いチャレンジ精神を持った料理人の方と共に「食のサステイナブルAWARD」を通じて、楽しく新しい食の未来を創造していきたいと願っております。
大和リース株式会社
大和リースは、「何をしたら儲かるか」ではなく、将来にわたり世の中の人々が「何を必要としているか」を考えて事業を起こせという創業者の「公の精神」を継承し、事業を通じて社会や地域の課題解決に取り組んでいます。
持続可能な商業施設の開発・運営を通じて、飲食業界の発展を支援します。
※詳細は、大会概要特設ページ(www.redu35.jp/sustainable2020/)をご覧ください。
RED U-35 spinoff 食のサステナブルAWARD
主催:RED U-35(RYORININ's EMERGING DREAM U-35)実行委員会
共催:株式会社ぐるなび
サポーター:株式会社J-オイルミルズ、ヤマサ醤油株式会社、日本サニパック株式会社、SAKE HUNDRED(株式会社Clear)、国分グループ本社株式会社、大和リース株式会社