
新潟県南部に位置する南魚沼市。
越後の山々の雪解け水に育まれたコシヒカリ、清らかな水で仕込まれる日本酒、
そして長い冬を越すために培われてきた保存食や発酵の知恵。雪国ならではの暮らしの中で、この土地独自の食文化が受け継がれてきました。
南魚沼市では、こうした地域の魅力を「ゼッピン雪国宣言」として発信。南魚沼市の食などを軸に、観光戦略を推進しています。
その取り組みの一環として実施されたのが、CLUB REDの3名を招いた2泊3日の産地ツアー。生産者や地元料理人の声に耳を傾けながら、
雪国の食文化と食材の可能性を体感し、新たな料理の創出につなげる試みです。
ツアーの最後には、CLUB REDメンバーがそれぞれ「将来にわたり作り続けたくなる料理」のレシピを考案します。
2泊3日の産地ツアー内容につきまして、下記3テーマに分けてご紹介します。
多数の応募の中から、南魚沼市の食が持つポテンシャルに大きな期待を寄せた下記3名が選ばれました。
雪国の食文化を巡る3日間 南魚沼市×CLUB REDシェフツアー
「講演・ディスカッション編」

2泊3日の最終日、雪国の暮らしと文化を体感できる古民家宿「ryugon」の別邸「安穏亭」を会場に、
「次世代につなぐ南魚沼の郷土料理」をテーマに講演会とディスカッションを開催しました。

講演およびディスカッションのコーディングネートを担当したのは、南魚沼市出身・在住のeat plan代表 千喜良(ちきら)たまきさん。
南魚沼の郷土料理の現状や成り立ち、今も伝統が受け継がれている背景のほか、
千喜良さんご自身が立ち上げた「南魚沼食文化研究会」の活動から見えてきたことなどについて講演いただきました。

その後、CLUB REDのシェフと地元の飲食店関係者が、「郷土料理は観光コンテンツになり得るのか」をテーマに、
グループディスカッション形式で意見を交わしました。

この3日間、南魚沼の暮らしや自然の恩恵と深く結びついた食文化に触れたシェフたち。
ディスカッションを終え、それぞれが感じた思いを語りました。



〜雪国の食文化を巡る3日間を終えて〜
<eat plan代表 千喜良たまき>
地元飲食店たちがCLUB REDシェフの意見に耳を傾け、食と観光についての想いやアイディアを発表したことで、南魚沼の魅力を磨き上げるきっかけづくりができたと感じました。今後も定期的に地元飲食店とCLUB REDシェフの交流を図り、食と観光の磨き上げを継続することで「実力派シェフが集う街」としての南魚沼のブランディングに繋がると考えます。