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RED U-35に挑む、海外在住の若手料理人のみなさんへのメッセージ

RED U-35 2024 2024.06.11

ただいま、RED U-35 2024に挑戦する若手料理人を、世界中から募集しています!
RED U-35とは、夢と野望を抱く、新しい世代の、新しい価値観の料理人(クリエイター)を発掘し、世の中に後押ししていくため、日本の食業界の総力を挙げて開催している料理人コンペティションです。

RED U-35には、海外在住で活躍する日本人の若手料理人からの応募も寄せられています。
海外にいながら応募し、日本国内で進む審査に参加することは簡単なことではないと思いますが、参加した料理人のみなさんからは、そこで得た価値を感じていただいています。

コロナ禍以降は、3次審査まではオンラインでの審査に切り替えていますので、時差はあって大変かとは思いますが、海外の方も参加しやすくなっていると思います。
とはいえ、最終審査は日本国内で、オフラインで行いますので、ファイナルには帰国して参加できる人が応募条件にはなります。
自国を飛び出して海外で働くことは、国内とは違う視野・視点を持てるという面で強みがあるのではないでしょうか。

海外で活躍するCLUB REDの料理人たちから、RED U-35 2024への挑戦を考えている海外在住料理人へメッセージをいただきました。
海外在住の若手料理人のみなさんから、RED U-35 2024へのご応募をお待ちしています。

RED U-35に挑む、海外在住の若手料理人のみなさんへのメッセージ

Singapore
窪田 修輔
所属:Omakase@Stevens
所在地:シンガポール

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
多様な、言語、習慣、文化、考え、に触れることができる。日本人としての、自身のアイデンティティを意識させられ、自身のバックグラウンドを掘り下げて、自分の強みとは、何かを考えさせられる。また、日本という国の素晴らしい部分や劣っている部分を客観的に実感できる。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
”今”やる。その場所で、あなたにしかできないことを。

France / Paris
澤井 隆太
所属:Blanc PARIS
所在地:フランス パリ

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
私はフランスという全く新しい環境で働いています。日本とは大きく異なるこの地での仕事は、私に多くの「出逢い」を与えてくれました。それは人々、文化、風景、そして感覚といった、日本での生活では決して巡り会えないような出逢いです。私が海外と日本で働くことの違いを一番感じる瞬間は、このような新たな出逢いが生まれる時です。また、この出逢いによって世界が広がり、新たな料理のインスピレーションが生まれると考えます。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
RED U-35への挑戦は、新たな発見や自分の成長に繋がる経験を得ることができると思います。海外で働き自分だけが知っている特別な世界を料理で表現し発信することができる大会です。新しい自分を発見し、料理人として挑戦の第一歩であり自分自身を試す絶好の機会です。

Netherlands / Amsterdam
萩森 司
所属:ホテル オークラ アムステルダム 山里
所在地:オランダ アムステルダム

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
日本で学んだ事、生活、価値観が全てではないという事。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
日本にいただけでは見えなかったアイデア、発想が詰まった料理。海外で料理をする事を誰もが羨む一皿を皆に見せつけてください。『自分らしい料理』創るのは大変です。ですが、それに挑むエネルギーがあなたの成長を後押し、今後の自信、形となるでしょう。健闘を祈ります。

Australia / Brisbane
楠谷 健太
所属:AGNES
所在地:オーストラリア ブリスベン
9月末一時帰国、Noma Kyoto internship

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
一言で言うとメリハリのある働き方です。良くも悪くもあると思いますが、自分次第です。オーストラリアで、働き始めて約6年くらいになりますが、過去と現在ではどんどん環境も働き方も違ってきました。労働時間厳守、人件費、物価高騰などたぶん日本でも一緒なのではないでしょうか。23歳の時にとりあえず海外に行きたいと飛び出し辿り着いたオーストラリアですが、環境にはこだわりローカルのトップレストランで働いてきました。環境が違うのは当たり前ですが気持ちは日本で働いてた時と変わらず料理人を極めたいただそれだけです。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
やりたいと思えば、全力で。自分に足りない物を再確認できる場所だと思う。3年前の僕にはRED U-35の価値を見出す力は足りませんでしたが、自分の力を知りたい思いと同時に、僕がオーストラリアの魅力を発信する事で海外に挑戦してみたい若い料理人の選択肢が増えて欲しいと言う強い思いもあり初めて料理人コンペティションに挑戦しました。海外で働くこと、たくさんの壁にぶつかるはずです。でもそれはみんなが経験する壁、逃げずに自分を信じて頑張ってください。

Singapore
川野 將光
所属:RÊVE
所在地:シンガポール

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
キッチンの中ではさほど違いはないとは思いますが、食材に関しては全然違います。例えば、日本の魚が欲しいと思ったら、2、3日前には予約をしないといけないですし、日本から輸入できる食材は限られている。旬の物を産地から直接貰ったりする事は難しく、特に食肉に関してはかなり制限があります。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
日本より、色々な事に制限があると思いますが、それ以上にかけがえの無い経験を得られていると思うので、"今"を楽しんでください!

France / Valence
小林 珠季
所属:Maison PIC
所在地:フランス ヴァランス

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
当然ですが同僚が日本人スタッフばかりで無く、その国の人や、あるいは他の国の人になる為、今までで経験したことの無い様な物事の捉え方や考え方に触れる事があります。最初は戸惑う事もあるのですが、そう言う経験を重ねていくうちに、自然と色んな考え方を理解できるようになったりしています。また 外から日本を観る機会が自然と増え自国の素晴らしさに改めて気付く経験もたくさんします。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
RED U-35は色んなジャンルの料理人がそれぞれの個性を思う存分に1つの場所で切磋琢磨しながらアピール出来る、とてもユニークで素晴らしいコンクールです。私もこのコンクール出会った料理人やスタッフの方と未だにとても良い交流をさせて頂いています。本当に素敵な方々のたくさんの素晴らしいエネルギーを感じられる素晴らしいコンクールですので一人でも多くの若手の料理人の方達にこの大会で、他では出来ない貴重な体験をして頂きたいと思っています。

Netherlands / Rotterdam
山本 拓明
所属:Japanese Cuisine Yama 日本料理やま
所在地:オランダ ロッテルダム

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
日本は世界一「モノ」が溢れている国だと思います。海外では思い通りの食材が手に入らない事が当たり前です。その分、他の技術やアイデアが培われるのではないでしょうか。昨今、長時間労働が問題視されていますが、ミシュラン店に行けば海外でも当たり前のように朝から深夜まで修行している人は多くいます。長時間労働が美徳の時代は終わりつつあるのかもしれません。しかし、情熱を燃やし時間を費やした先に何かが待っていると感じます。それは世界共通だと思います。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
我々が海外で活躍する事によって、海外から日本への関心が高まると同時に、日本人も海外により興味を持つようになるのではないでしょうか。私はRED U-35の大会を通して、自分が日本代表であると高く意識するようになりました。日本の「本物」を世界に向けて共に発信していきましょう!

Macau
前田 裕紀
所属:泓
所在地:マカオ

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
食材の質、スタッフの労働環境。あとは、特に水の違いが和食には大きいです。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
迷っているなら、自信が無くてもとにかく挑戦しましょう!挑戦して、悔いることはありません!

France / Paris
山口 杉朗
所属:NIWA
所在地:フランス パリ

Q)海外と日本で働くことの違いとは?
海外で働くことの良い点としては表現の自由が最初に上がると思います。
料理の表現に限らず、普段の人生においても自分の考えをしっかり持つことの大事さを学びました。
良くも悪くも型にはまらないことで新しいものがうまれたり、新しいことにチャレンジできたり、視野が広がるという点で多くの可能性を秘めていると思います。
逆に日本のように一つのことを追求することにより得られる経験もあると思うのでどちらがいいとは言えませんが、それぞれの性格であったり、考え方によって自分に合わないなと思ったとしても違う地では自分の能力を生かせる可能性があるということを日々感じれているのは大きいと思います。
海外と言ってもそれぞれの国、地域で全然違うので自分に合う土地を見つけられるような旅をするのも楽しいですし、いろいろな国の人との交流から学べる多様性はなににも代えられない経験です。

Q)海外で働く若手料理人へのメッセージ
将来の自分の姿を想像するいい機会だと思います。応募書類の質問も普段意識していなかったことを考える機会になったり、それを文字に書き起こすことで自分の考えがまとまったりすることもあると思います。
ただ世界的な感覚では30歳までが勝負だと思います。年上には勝てないと決めつけず、20代で優勝するという強い意志を持った若い人がどんどん出てくることを期待しています。

RED U-35 2024
募集:新時代を切り拓く“食のクリエイター”を目指す「35歳以下の料理人」
 ※2024年12月31日時点で年齢が35歳以下(生年月日が1989年1月1日以降)であること
表彰:グランプリ賞金500万円、準グランプリ賞金50万円
応募期間:2024年6月3日(月)14:00〜24日(月)18:00(日本時間)
応募テーマ:自分らしさ
大会概要はこちら https://www.redu35.jp/competition/

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