美味しいをつくる人たちのストーリー、食をめぐり切磋琢磨する日々のドキュメントなどを綴る編集部。人を幸せにしたい、社会をよくしたい、地球の未来を変えたい、と行動する料理人たちの想いを取材。
米田 肇 | ルールメイカーたる食文化人を求む米田 肇(HAJIME オーナーシェフ)2025審査員 Interview
元システムエンジニアというユニークな経歴以上に、他の追随を許さない独創的な料理で世界の食通を魅了し続ける「HAJIME」のオーナーシェフ・米田肇氏。自身から湧き出るアーティスティックな感性と美意識を武器に、未知の領域へと突き進む氏が、未来を担う料理人に期待することとは?
2025.4.14小林寛司|本質を捉えた力強い料理に期待小林寛司(villa aida オーナーシェフ)2025審査員 Interview
「RED U-35 2024」より審査員を務める「villa aida」オーナーシェフ・小林寛司氏は、日本国内におけるガーデン・ガストロノミーの先駆者として知られ、『ミシュランガイド京都・大阪・和歌山』においてミシュラン二つ星およびグリーンスターを獲得するなど、世界が注目する日本人シェフのひとりである。
2025.4.14ファイナリストが日本料理に集中した背景を読み解く君島佐和子(フードジャーナリスト/RED U-35審査員)
「RED U-35 2024」のファイナリスト5人のうち4人のジャンルが日本料理だったことは、2024年のトピックにしてエポックと言えるのではないか? 前年までファイナリストのジャンル内訳は総じてフランス料理が優勢だった。そもそも特定の一ジャンルに集中した年はなかった。
2025.4.10加藤正寛 | 遠回りから掴んだ「自分らしさ」加藤正寛(Ristorante Venissa)2024 Finalist インタビュー
「人生に無駄はない」--それは、「RED U-35 2024」においてレッドエッグの称号を手にした加藤正寛氏が、大会を通して表現し続けたキーワードでもある。近年の効率性重視の風潮に異を唱えるかのようなその言葉には、彼が辿った紆余曲折を経ての想いが込められていた。
2025.3.21中村侑矢 | 自然から考える料理中村侑矢(INA restaurant)2024 Finalist インタビュー
「RED U-35 2024」の決勝の舞台に立った5人中4人が日本料理の料理人だった。なかでも異彩を放っていたのが、準グランプリを獲得した中村侑矢氏である。
2025.3.21町田亮治 | 不易流行こそが自分らしさ町田亮治(赤坂 菊乃井)2024 Finalist インタビュー
「もう1度だけ『RED U-35』にチャレンジできるのは、不幸中の幸いというべきか」--「RED U-35 2024」で念願のグランプリ獲得を果たせなかった町田亮治氏はすでに、最後のチャンスに照準を合わせている。
2025.3.20中川寛大 | 新たな時代にふさわしい“和食”を追求中川寛大(cenci)2024 Finalist インタビュー
「本当に難しいテーマでした」--中川寛大氏は自身4度目の挑戦にして決勝の舞台に辿り着いた「RED U-35 2024」をそう振り返った。大会終了後も、「自分らしさ」について考えを巡らせているという。
2025.3.19丸山祥広 | 自分だけの物語を紡ぐ場所を求めて丸山祥広(瑠璃庵 Ruri-AN)2024 Finalist インタビュー
多彩な才能が集う同大会において、ユニークな存在感を示した丸山祥広氏のモットーは、「RED U-35 2024」ファイナルの舞台でもアピールしていたとおり「自然との共存」である。そんな自然への畏怖の念はどのような環境で育まれたものなのだろうか。
2025.3.18イタリア料理界の新星がレッドエッグを獲得RED U-35 2024 大会総括レポート
「RED U-35 2024」を制したのは加藤正寛氏。イタリア料理界から大会初となるレッドエッグが誕生した。「自分だけの物語を伝えることができた」--約半年間の戦いをそう振り返る氏が、みごとに栄冠を手にした「RED U-35 2024」。2024年5月の応募受付開始からおよそ半年にわたる若き料理人の奮闘を追いながら、大会をレポートする。
2024.11.29CLUB RED 特別対談|今、海外で働くということ狐野扶実子(RED U-35審査員長, NY) / 島野雄(Restaurant Yuu, NY) / 澤井隆太(Blanc, Paris)
世界が注目するのは日本の美食、ばかりではない。海外における日本人料理人の活躍もまた世界の知るところである。では、彼らはなぜ海を越えたのか。そして今、何を見て、何を考えるのか--その現実を知るべく、現在NYを拠点に多彩な活躍を見せる狐野扶実子氏、同じくNY「Restaurant Yuu」の島野 雄氏と、現在パリ「Blanc」のシェフ・ド・パルティを務める澤井隆太氏という気鋭の料理人が集結。海を越えた鼎談が実現した。
2024.10.17