SusHi Tech Tokyo 2024ショーケースプログラム 次世代シェフが描く“みらい”
【JAL×CLUB RED】RED U-35~若き料理人たちによる機内食~
【JAL×CLUB RED】RED U-35~若き料理人たちによる機内食~ 2020 春メニュー
【西武 旅するレストラン「52席の至福」】2019年7月~9月運行
【レポート】2018年審査員長の脇屋 友詞氏とファイナリストの3名が全日本・食サミットでトークセッション
もっと見る
本岡 将
MASASHI MOTOOKA
所属:レストラン Bio-s
所在地:静岡県
ジャンル:フランス料理
役職:シェフ(料理長)
2018 準グランプリ&GOLD EGG
僕が”あぶら”から思い浮かぶイメージは“優しい”ということです。 今回料理において、火入れ、香りの転移と揮発、うま味の補強として使用しました。脂の乗った大岩魚を香りを付けた油の中で火入れをすることで、油から脂へ香りを付加することができます。油の分子は温度が低いほど運動量は少なく、香りも揮発しにくくなるため、冷めた状態で皿に入れておき、お客様にサーブする時、温かい出汁をかけ、一気に運動量を上げ、香りを爆発させます。出汁に油が浮ぶことにより、味に不均一さが生まれ、味に飽きが来にくくなり、同時にうま味の補強、減塩効果が出るので、優しい味わいだがしっかりとしたうま味は感じるようになります。 このように“あぶら”の特性を最大限利用し、私の“あぶら”のイメージである“優しい”を表現したのがこちらの料理です。 |