料理人という生き方、料理というメッセージ、すべてにストーリーがあります。
食をめぐるストーリー、ヒント、気づき、課題、トレンドなどを発信。
町田亮治|自分だけの物語を紡ぐために町田亮治(赤坂 菊乃井)2022 Finalist インタビュー
「菊乃井 赤坂」一筋15年。副料理長として一流店の厨房を仕切り、数多の客人をもてなしてきた町田亮治氏。そんな自負を胸に挑んだRED U-35 2021 ONLINEでは、シルバーエッグに残ることすら叶わなかった。ある程度仕事にも手応えを感じ、独立を視野に入れ、満を辞して臨んだ大会で、そんな自信を打ち砕かれたのだ。
2023.2.15澤井隆太|出逢いが紡ぐ新たな物語澤井隆太(Blanc)2022 Finalist インタビュー
RED U-35 2022決勝の舞台において挑戦者はみな自身の野望や料理哲学など、さまざまな想いを込めたパフォーマンスで見る者を魅了した。ゲストに剪定バサミを持たせ、みかんの擬似収穫体験をさせるなど、オリジナリティあふれるひとときを提供した澤井隆太氏もそのひとり。それは多彩な出会いをクリエーションに昇華させる澤井氏らしいものだった。
2023.2.14木本陽子|アイデンティティを美食に昇華木本陽子(RESTAURANT HYÈNE)2022 Finalist インタビュー
東京・表参道の路地裏に佇むレストラン「RESTAURANT HYÈNE」がオープンしたのは、2021年11月のこと。木本陽子氏がRED U-35 2022の1次審査で披露した「2年熟成メークインのフォンダンショコラ仕立て」は、日本と韓国双方にルーツをもち、フランス料理と韓国宮廷料理を学んだ木本氏の、アイデンティティとクリエイティビティが込められた渾身のひと皿だった。
2023.2.13窪田修輔|逆境をバネに生み出す新たな価値窪田修輔(Omakase@Stevens)2022 Finalist インタビュー
「準グランプリという結果には満足していませんし、本当に悔しかったのですが、自分がこれまで培ってきたこと、多様な文化が共存するこの国で感じたことを反映させたプレゼンテーションに、一定の評価をいただけたことは嬉しく思っています」多彩な経験を活かしたクリエーションと、すぐれたリーダーシップで異彩を放っていた窪田修輔氏は、そう戦いを振り返る。
2023.2.10酒井研野|日本料理の新たな可能性を世界に発信酒井研野(日本料理 研野)2022 Finalist インタビュー
RED U-35がなければ、今の自分はないーー 独立を視野に「菊乃井 本店」を辞した後、国内外のレストランで経験を積み、2021年には料理店「日本料理 研野」をオープンさせると、すぐに食通注目の的に。最上のスタートを切ったかに見えた酒井氏には、もうひとつの悲願があった。それは、RED U-35グランプリRED EGGの獲得だった。
2023.2.9特別対談 未知なるおいしさを世界へ!本岡 将(RESTAURANT KAM)×森 和敬(ヤマサ醤油株式会社)
1645年の創業以来、変わらぬ味わいを守り続けるヤマサ醤油の未来を担う森和敬氏と、「RED U-35 2018」で25歳にして準グランプリを獲得し、2021年には“farm to table”を実践する「RESTAURANT KAM」を舞台に、新たな味わいを追求しはじめた本岡将氏。同世代の2人が語ったのは、“未知なるおいしさ”への飽くなき好奇心だった。
2022.10.28特別対談 日本を味わう美味なる旅高井 湧斗(イル テアトリーノ ダ サローネ)×岡﨑 正明(株式会社ジェーシービー)
世界中に多くの会員をもつ日本生まれの国際カードブランドとして、1961年の設立以来60年以上にわたり、あらゆるシーンをより便利に、快適にしてきた「JCB」。そのブランド事業を統括する岡﨑正明氏の、穏やかな言葉の端々から滲み出る熱い想いに応えたのは、「RED U-35 2021 ONLINE」にてブロンズエッグを獲得した若き料理人、高井湧斗氏。親子ほどにも歳の離れた2人が語ったのは、日本を活性化する旅と食への想いだった。
2022.10.25谷口英司|圧倒的においしい料理を作る才能の登場に期待谷口 英司(Cuisine régionale L’évo オーナーシェフ)2022審査員Interview
「RED U-35」の審査員に就任した「Cuisine régionale L’évo」のオーナーシェフ谷口英司氏は、今最も注目される料理人と言っても過言ではない。トレンドには目もくれず、大自然に囲まれながらひたすら己の料理を追い求める谷口氏が挑戦者に求めることとは?
2022.6.23川手寛康|料理で0から1を生み出す難しさと苦しさを経験してほしい川手寛康(Florilège オーナーシェフ)2022審査員Interview
2022年版「アジアのベストレストラン50」にて3位にランキングされるなど世界的な評価も高く、日本の料理界を牽引する川手寛康氏。革新的な料理で新たな価値観を提示し続けるだけでなく、数々のプロデュース業でもその才能を発揮する川手氏は、まさに次世代料理人のロールモデルとも言える存在だ。そんな氏が若き料理人に期待することとは?
2022.6.10佐々木浩|各国料理から学び、それを自分の専門に落とし込むセンスをみたい佐々木浩(祇園さゝ木 主人)2022審査員Interview
長きにわたり、洗練された高い技術で日本料理界を牽引するだけでなく、優れた人材を育成してきた点においても、飲食業界の発展に大きく貢献してきた「祇園さゝ木」の佐々木浩氏が審査員に就任した。日々、調理場で弟子たちと対話するなかで、時代の変化を感じているという佐々木氏は、どんなポイントに注目して審査に臨むのか。氏が想い描く未来の料理人像に迫った。
2022.6.10