料理人という生き方、料理というメッセージ、すべてにストーリーがあります。
食をめぐるストーリー、ヒント、気づき、課題、トレンドなどを発信。
狐野扶実子|食の未来をともに考える“同志”に出会いたい狐野扶実子(食プロデューサー・コンサルタント)2022審査員長Interview
2015年より「RED U-35」の審査員を務めてきた狐野扶実子氏が、女性初の審査員長に就任した。出張料理人として、あるいは食プロデューサーとして国際的な舞台で活躍してきた狐野氏の経験が大会にどんな変化をもたらすのか。「挑戦者と審査員が一丸となり、よりよい食の未来に貢献できる大会にしたい」と語る氏に、その真意を聞いた。
2022.6.10野村友里|その土地でしか表現できないひと皿に出会いたい野村友里(eatrip主宰/料理人)2022審査員Interview
「restaurant eatrip」(原宿)と「eatrip soil」(表参道)の2店舗の運営を軸に、料理教室からケータリング、イベント企画・プロデュース・キュレーションまで、幅広く活動する野村友里氏は、料理人のあり方が多様化する現在を象徴する存在だ。そんな野村氏がこの度、「RED U-35」の審査員に就任した。多彩な活躍をみせる野村氏だが、その料理哲学は極めて素朴。言葉をかみしめるように「RED U-35」に臨む想いを語ってくれた。
2022.6.6君島佐和子|オリジナルの思考ができる料理人の登場に期待君島佐和子(フードジャーナリスト)2022審査員Interview
長年にわたり緻密な取材で料理人と読者を繋いできた君島佐和子氏が「RED U-35」の審査員に就任した。料理人がひと皿に込めた想いを正確に読み取り、的確な言葉で表現してきた君島氏の鋭い感性は、どんな料理人の原石を見つけるのか。レストランの現場を熟知するフードジャーナリストの眼差しの先にあるものを聞いた。
2022.6.2吉武広樹|自分で考え抜いた料理かどうかは、見ればわかる吉武広樹(Restaurant Sola オーナーシェフ)2022審査員Interview
2012年、「Sola Paris」でミシュラン一つ星を獲得し、2018年に福岡・博多港に「Restaurant Sola」をオープンさせた吉武広樹氏が、「RED U-35」グランプリとして初の審査員に就任した。「地方でレストランを営む料理人が審査員を務めるうえで何を伝えられるか、大いに挑戦したい」と語る吉武氏が、どんな才能に注目するのか。その心境を聞いた。
2022.6.1辻󠄀芳樹|出場するからには、勝ちに行け辻󠄀 芳樹(辻󠄀調理師専門学校校長、辻󠄀調グループ代表)2022審査員Interview
常にグローバルな視野で料理界を見つめてきた辻󠄀芳樹氏は、「RED U-35」のスタート当初から審査員として、次世代の料理人を発掘すべく情熱を注いできた。4年ぶりに審査員に復帰したその目に、「RED U-35」はどのように映っているのか。料理の国際化、環境問題、芸術、哲学……さまざまな領域を横断して語る辻󠄀氏の評価軸に迫った。
2022.6.1井上稔浩|もがき苦しんだ末にたどり着いた自然体の境地井上稔浩(pesceco オーナーシェフ)2021 Finalist インタビュー
5回目の出場で2度目の決勝進出を果たした井上稔浩氏は、今大会、準グランプリを獲得した野田達也氏と並び、大会前から注目を集めていた実力者。ラストチャンスとなる35歳で挑んだ2021年、優勝を手にすることはできなかったが、何度もRED U-35に挑戦するなかで、自分なりの料理人像を見出してきた。地方でレストランを営むために大切なこと--その根本を井上氏は語ってくれた。
2022.3.15野田達也|最後まで貫いた挑戦者の姿勢野田達也(nôl ディレクター)2021 Finalist インタビュー
4名のファイナリストのうち、2名が過去大会の決勝経験者だったRED U-35 2021 ONLINE。そのひとりが野田達也氏だ。悲願の優勝こそならなかったが、4度目の出場で3度目の準グランプリを獲得した野田氏の驚異的なアベレージは、RED U-35の歴史に大きな足跡を残したはずだ。最後となる戦いを終えた今、野田氏の胸中にあるのは、意外にも初出場当時からの変わらぬ想いだった。
2022.2.21ドグエン チラン|目標を見失って生まれた逆転の発想ドグエン チラン(CHILAN オーナーシェフ)2021 Finalist インタビュー
RED U-35 2021 ONLINEにおいて、飛躍が期待される女性料理人に贈られる岸朝子賞を受賞したドグエン チラン氏。大会をとおして、自らが女性料理人のロールモデルとなることをアピールする姿が印象的だった。そこにはどんな想いが込められていたのか。これまでの歩みを振り返り、この先にある夢を語っていただいた。
2022.2.9堀内浩平|家族と描くローカル・ガストロノミーの未来堀内 浩平(Ichii シェフ)2021 Finalist インタビュー
一次審査から最終審査まで、すべてをオンラインで審査する異例の大会となったRED U-35 2021 ONLINE。みごと、レッドエッグの栄冠に輝いたのは、大会前まで知る人ぞ知る存在だった堀内浩平氏。「僕には知名度も実績もなかった」と語る氏が優勝できたのはなぜなのか? 大躍進の影には、妻と兄の献身的なサポートがあった。
2022.2.9特別対談 これまでも、これからも、変わらぬ支え合いを大切に盛山 貴行(粲 s.l.m)×大谷 和人(ヤマサ醤油株式会社)
「料理人と企業が手を組み、食の未来のためにできること」をテーマに、料理人側、企業側がそれぞれのスタンスから「食の未来」について語り合う。日本料理に醤油は欠かせない。RED U-35 2016でブロンズエッグを獲得した日本料理人、盛山貴行氏と日本を代表する醤油メーカー、ヤマサ醤油株式会社の大谷和人氏との対話から浮き彫りになったのは、「支え合いの大切さ」だった。
2021.11.11