料理人という生き方、料理というメッセージ、すべてにストーリーがあります。
食をめぐるストーリー、ヒント、気づき、課題、トレンドなどを発信。
清藤洸希|新たな文化を生む空間を求めて清藤洸希(枯朽)2023 Finalist インタビュー
間借りレストランでの営業を重ねながらSNSを駆使した巧みなアピールや、日本をはじめインドやネパールなど世界各地の文化を縦横無尽にミックスしながらもフランス料理に着地させる独創的な料理によって多くのファンを獲得。2022年には東京・押上に「枯朽」をオープンさせた清藤洸希氏のさらなる野望とは……。
2024.5.30穴沢涼太|郷土の自然と伝統をインスピレーションの源泉に穴沢涼太(里山十帖)2023 Finalist インタビュー
「日々野山に分け入り、自分の手で、目で、舌で確認した食材で料理すること。料理人としてこれ以上の贅沢はないかもしれません」--そう語る穴沢涼太氏は、地元新潟の南魚沼市にある築150年の古民家ホテル「里山十帖」を舞台に理想を追求する料理人だ。そんな氏がラストチャンスとして挑んだ「RED U-35 2023」にかけた想いを聞いた。
2024.5.26山本結以|己の殻を破りさらなる高みへ山本結以(ESqUISSE)2023 Finalist インタビュー
完成度の高い料理と確固たる哲学、そして抜群のパフォーマンスによってみごと「RED U-35 2023」レッドエッグの称号を手にした山本結以氏は、男性のみならず女性料理人も活躍できる料理界をめざす「日本女性飲食業協会」の立ち上げを目標のひとつに掲げるなど、未来を変えんとする強い意志を感じさせる料理人でもある。そんな彼女の原動力とルーツに迫った。
2024.5.22"Eat Better" 人と地球にやさしい未来に向かって、よりよく食べるってなんだろう?SusHi Tech Tokyo 2024 生江史伸(L'Effervescence)/ 下川哲(早稲田大学)
東京ベイエリアで開催されるイベント「SusHi Tech Tokyo 2024 ショーケースプログラム」。見て、触れて、聞いて、味わって――“2050年の東京”を感じられるコンテンツが盛りだくさん。FOODのトータルコンセプトは「“EAT BETTER”」。CLUB REDでは、シンボルプロムナード公園にてこの取り組みに参加。
2024.5.10ドグエン チラン|素材の魅力を余すところなく伝えるために広島県廿日市市「CHILAN」オーナーシェフ ドグエン チラン
2024年2月、広島の知られざる美味を味わうプレミアムダイニングイベント「HIROSHIMA GASTRONOMY "Horizon"」が開催された。多彩な食材の宝庫である広島の魅力を、広島で活躍するシェフがガストロノミックなひと皿で表現しゲストを魅了。そのひとりが、「CHILAN」のシェフ、ドグエン チラン氏である。
2024.3.8特別対談 特別なひとときのために半田 雄大(ワイン食堂MAREA)×石井 啓一郎(ヤマサ醤油株式会社)
ユネスコ無形文化遺産に登録され、今や世界のスタンダード料理の一角を担う「和食」。1645年の創業以来、伝統の製法を守り続けるヤマサ醤油は、いわばその土台を支え続けてきた存在。そんな老舗メーカーの石井 啓一郎氏と、本場で体得したイタリア料理をベースにしながらもその枠組みを超え、より自由な表現をめざす半田 雄大氏の想いが交差したのは、「特別なひととき」にかける情熱だった。
2024.1.23大野尚斗|旅の先に見つけた理想の舞台大野尚斗(Syn)2022 Finalist インタビュー
「自分の名を世界に広く知らしめるためには、もっともっとアグレッシブにならなければならない-そう思い直す大きなきっかけになりました」RED U-35 2022においてグランプリを逃した悔しさを滲ませながらも新たな決意を語るのは、ゴールドエッグを獲得した大野尚斗氏だ。
2023.2.24町田亮治|自分だけの物語を紡ぐために町田亮治(赤坂 菊乃井)2022 Finalist インタビュー
「菊乃井 赤坂」一筋15年。副料理長として一流店の厨房を仕切り、数多の客人をもてなしてきた町田亮治氏。そんな自負を胸に挑んだRED U-35 2021 ONLINEでは、シルバーエッグに残ることすら叶わなかった。ある程度仕事にも手応えを感じ、独立を視野に入れ、満を辞して臨んだ大会で、そんな自信を打ち砕かれたのだ。
2023.2.15澤井隆太|出逢いが紡ぐ新たな物語澤井隆太(Blanc)2022 Finalist インタビュー
RED U-35 2022決勝の舞台において挑戦者はみな自身の野望や料理哲学など、さまざまな想いを込めたパフォーマンスで見る者を魅了した。ゲストに剪定バサミを持たせ、みかんの擬似収穫体験をさせるなど、オリジナリティあふれるひとときを提供した澤井隆太氏もそのひとり。それは多彩な出会いをクリエーションに昇華させる澤井氏らしいものだった。
2023.2.14木本陽子|アイデンティティを美食に昇華木本陽子(RESTAURANT HYÈNE)2022 Finalist インタビュー
東京・表参道の路地裏に佇むレストラン「RESTAURANT HYÈNE」がオープンしたのは、2021年11月のこと。木本陽子氏がRED U-35 2022の1次審査で披露した「2年熟成メークインのフォンダンショコラ仕立て」は、日本と韓国双方にルーツをもち、フランス料理と韓国宮廷料理を学んだ木本氏の、アイデンティティとクリエイティビティが込められた渾身のひと皿だった。
2023.2.13