美味しいをつくる人たちのストーリー、食をめぐり切磋琢磨する日々のドキュメントなどを綴る編集部。人を幸せにしたい、社会をよくしたい、地球の未来を変えたい、と行動する料理人たちの想いを取材。
日本が誇る豊かな自然環境の “通訳者”として山本征治(「日本料理 龍吟」オーナーシェフ)
日本料理は、日本人が世界に発信することのできる“本物”のひとつである、という信念のもと、2003年、東京・六本木に「日本料理 龍吟」を開店。 「ミシュランガイド 東京・横浜・湘南2012」以来、3年連続でミシュラン三ツ星を獲得。2012年には中国・香港「天空龍吟」をオープン、さらに年内には、台湾・台北にも出店予定と、 日本料理の真髄を世界に広くアピールする山本征治氏に、未来の日本を担う料理人たちへのメッセージをいただいた。
2014.8.5「ポップ・アップ・レストラン」旋風中村孝則 (コラムニスト)
ファッションやグルメ、旅やホテルなど、ラグジュアリー・ライフをテーマに、新聞・雑誌、TVなどで幅広く活躍するコラムニストの中村孝則氏がレポートする世界の美食最前線。第1回目のテーマは、今やガストロノミーの最新トレンドの一つになりつつある「ポップ・アップ・レストラン」。2015年の1月に世界ベストレストラン50で見事一位に輝いた話題のレストラン、デンマークの「ノーマ」が期間限定で東京に移転するなど、最新ニュースにも注目だ。
2014.7.9目標を明確に、キャリアを逆算して計画をたてる岸田周三(「カンテサンス」オーナーシェフ)
「ミシュランガイド 東京・横浜・湘南2014」において、日本人オーナーシェフとして、フレンチで唯一、三ツ星に選ばれているのが「カンテサンス」の岸田周三氏である。 国内で修業後、26歳で渡仏し、30歳でパスカル・バルボ氏の「アストランス」のスーシェフに就任。帰国後の2006年に「カンテサンス」をオープンすると、翌年にはミシュラン3ツ星を獲得——。 順風満帆にもみえる軌跡の裏には、先を見据えた計画性と抜群の行動力、そして熱い想いがあった。そんな岸田氏に、未来の料理人たちへのメッセージをいただいた。
2014.7.9何よりも料理を楽しむことで勝ち得た称号杉本 敬三(Restaurant La FinS オーナーシェフ)
RED U-35 2013において初代グランプリ“RED EGG”に輝いたのは、自らを“独学者”と呼ぶフレンチの奇才・杉本敬三シェフ。オーナーシェフとして日々、自分の料理を追求する杉本氏に受賞までの道のり、料理人としての哲学、今後の夢について聞いた。
2013.12.30新時代の才能を発掘するために2013年に幕を開けた「RED U-35」。第1回大会には国内外から451の挑戦者が集い、夢と技術とセンスを競い合いました。約半年間に及ぶ厳正なる審査を経て、選んだ“ファイナルの才能たち”を紹介します。
2013.12.20「0から1を生み出す力」が、料理人の価値を暗示する成澤由浩(レストラン「NARISAWA」オーナーシェフ)
「The Sustainable Restaurant Award」において、世界No.1に選ばれた『NARISAWA』のオーナーシェフである成澤由浩氏。 「サスティナビリティーとガストロノミーの融合」というテーマで、自然保護に関わる料理を発表し、世界へ影響を与える氏に、未来の料理人たちへのメッセージを伺った。
2013.11.6落ち続けた6年間が今の自分を支えている浜田統之(「星野リゾート ブレストンコート ユカワタン」シェフ)
世界一のフレンチ・シェフを決めるコンクールとして名高い「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」の日本大会において史上最年少優勝の実績を持ち、今年1月に開催された同世界大会において世界第3位、 9月末に開催された「国際料理写真フェスティバル」では日本人で初めて優勝という偉業を達成するなど、若手料理人の中でも高く注目される浜田統之氏。その実績に飽きることなく、 現在も様々な挑戦を続けている浜田氏に、その情熱の源となる想いと若き料理人へのメッセージをいただいた。
2013.10.18一年草と桜の木。料理人は、一生涯の職業である高澤義明(レストラン「タカザワ」オーナーシェフ)
2013年、「Asia Best Restaurant 50」にも選ばれたレストラン『タカザワ』のオーナーシェフ高澤義明氏。05年に、29歳という若さで前身である『アロニア・ド・タカザワ』を開業し、 多くのゲストへ斬新な料理の数々をサービスし続けてきた氏に、今回メッセージをいただいた。
2013.10.11コミュニケーションが創りだす「つながり」と「顧客満足」山田チカラ(レストラン「山田チカラ」オーナーシェフ)
世界中の料理人やグルメから注目を集め続ける「エル・ブリ」のフェラン・アドリア氏と「旬香亭」のシェフ齋藤元志郎氏。 二人の偉大なシェフから吸収した料理哲学をベースに、斬新で独創的なメニューを日々生みだし続ける山田シェフ。「和の心」を体現するため、「茶の湯」を設けた独創的な雰囲気を持つ「山田チカラ」のオーナーであり、 人と人との出会いを大切にしながら常に変化を求める山田氏に、若き料理人たちへのメッセージをいただいた。
2013.10.2目標は大きく。僕自身「夢」を持ち続けている山本秀正(株式会社 GFBDI ジャパン 代表取締役社長)
若干28歳にして「リッツ・カールトン ワシントンD.C.」総料理長に就任、第40代米国大統領ロナルド・レーガンの大統領就任晩餐会を取り仕切り、またブッシュ氏、クリントン氏の歴代3大統領の就任晩餐会料理長を歴任した山本秀正氏。 帰国後はマンダリンオリエンタルホテル東京の初代総料理長就任、06年には同ホテル世界初の6つ星ホテル獲得に貢献、その後も国内外で多数のレストランプロデュースを精力的に行なっている。料理人としての姿勢を伺うとともに、若き料理人たちへのメッセージをいただいた。
2013.9.23