美味しいをつくる人たちのストーリー、食をめぐり切磋琢磨する日々のドキュメントなどを綴る編集部。人を幸せにしたい、社会をよくしたい、地球の未来を変えたい、と行動する料理人たちの想いを取材。
三歩先を考えて行動する人間は三歩先に進む脇屋友詞 (「Wakiya一笑美茶樓」オーナーシェフ)
世界にアピールする料理をいかにしてクリエイトするのか――。その答えは日々の過ごし方にあると説く「Wakiya一笑美茶樓」オーナーシェフ、脇屋友詞氏。中国料理の伝統的な技を軸に、洗練された料理で料理界をリードする、粋な料理人らしいメッセージである。
2015.7.16「RED U-35」から生まれる料理人の新たなムーブメント門上武司(フードコラムニスト 雑誌「あまから手帖」編集顧問)
ただ料理をつくるだけではなく、料理を通じて何を発信し、いかにして社会とつながるのか――。それが今、料理人が考えるべきことだと言う門上武司氏。稀代のフードコラムニストが語る「RED U-35」の魅力とは。
2015.7.16“食”で世の中を変える力強いパートナーを求む村田吉弘 (「菊乃井」主人)
“食”の力で日本を変える――。「RED U-35 2015」で審査員長を務める「菊乃井」の村田吉弘氏が求めるのは、料理界のみならず、この国の未来を託せる“若き才能”だ。
2015.5.19ジャンルの垣根を超えて交流できるサロンとして小山薫堂 (RED U-35 総合プロデューサー)
新しい時代にふさわしい“若き才能”を発掘し、未来のスターシェフを生み出すべく、2013年に幕を開けた「RED U-35」。 新たな大会のキックオフを前に、大会総合プロデューサーである小山薫堂氏は今、何を思うのか。新たな挑戦者へのメッセージを聞いた。
2015.4.28料理界に衝撃を与えた初大会に続き、二代目スターに我こそはと名乗りをあげた355名。様々なお題のもと、審査員に自らの熱い思いをぶつけました。約半年間に及ぶ厳正なる審査を経て、選ばれた“若き才能たち”を紹介します。
2014.12.20好奇心と探究心で常に進化と深化をする米田肇(「HAJIME」オーナーシェフ)
2008年にオーナーシェフとして「Hajime RESTAURANT GASTRONOMIQUE OSAKA JAPON」(2012年に「HAJIME」に改名)をオープンし、翌2009年には、ミシュラン史上世界最短で三ツ星を獲得。 瞬く間に注目のシェフとなった米田肇氏。コンピューターエンジニアから料理人へと転身した経歴は少々ユニークだが、それ以上に独創性に満ちあふれているのが氏の料理。 本場で学んだフランス料理をベースにしながらも、己のルーツに立ち戻ることで獲得した、自身から湧き出るアーティスティックな感性と美意識、そして自由な精神を武器に、未知の領域へと歩みを進める。そんな米田氏のこれまでの軌跡を振り返っていただいた。
2014.11.17水を巡る最新トレンドと今年のエッカート賞の速報中村孝則 (コラムニスト)
ファッションやグルメ、旅やホテルなど、ラグジュアリー・ライフをテーマに、新聞・雑誌、TVなどで幅広く活躍するコラムニストの中村孝則氏がレポートする世界の美食最前線。
第5回目のテーマは「水」。普段何気なく飲んでいるテーブルウォーターにも“マリアージュ”の愉しみがあった?! ガストロノミーの新潮流をレポート。そして最後に、ドイツから届いた嬉しいニュースをご紹介。
「アジアベストレストラン50」のルール改正で、虎視眈々と狙うアジアの美…中村孝則 (コラムニスト)
アジアベストレストラン50(以下アジア50)は、世界ベストレストラン50(以下世界50)の地域ランキングとして、2013年に設立。初年度の2013年においては、NARISAWAが1位、日本料理 龍吟が2位と日本勢によるワンツーフィニッシュとなった。最新の2014年度でも、日本のレストラン10店舗がランクインしているが、アジア各国の追い上げも厳しく、大激戦となっている。そんなアジア50の最新事情をレポート。
2014.10.302007年の『ミシュランガイド東京』発刊以来、三ツ星を獲得し続ける東京・銀座の「銀座 小十」、および同二ツ星の「銀座 奥田」をもつ奥田透氏。2013年9月にはフランス・パリに「OKUDA」を開店。 ひのきのカウンターや数寄屋造り、和食器などにもこだわった和の空間で、日本の文化や精神性とともに提供される“本物の日本料理”は、オープン半年あまりで、本家フランス版『ミシュランガイド』にて一ツ星を獲得した。 今まさに世界で戦う奥田氏に、若手料理人へのメッセージをいただいた。
2014.10.30