美味しいをつくる人たちのストーリー、食をめぐり切磋琢磨する日々のドキュメントなどを綴る編集部。人を幸せにしたい、社会をよくしたい、地球の未来を変えたい、と行動する料理人たちの想いを取材。
できるだけ大きい夢や志を抱いてトライしてほしい德岡 邦夫(京都 𠮷兆 総料理長)
「京都 𠮷兆」の総料理長、德岡邦夫氏が、2017年から「RED U-35」の審査員となった。料理人の育成には新たな方法論が必要だと語る德岡氏が、若き挑戦者に望むものとは。
2017.5.11自分の夢を愚直に追いかける料理人に期待したい鎧塚 俊彦(Toshi Yoroizuka オーナーシェフ)
パティシエとしてはじめて「RED U-35」の審査員となった鎧塚俊彦氏。同じプロの料理人として、挑戦者の人間性と技術力の両方を評価したいと語る鎧塚氏に、大会に参加する若き料理人へのメッセージをいただいた。
2017.4.27自らのセンスと格闘しつづける料理人を求めて黒木 純(くろぎ 主人)
今回、「RED U-35」の審査員をはじめて務めることになった黒木純氏。挑戦者とも世代の近い黒木氏に、若き料理人への期待や、大会へ挑むことの意義について話をうかがった。
2017.4.20“基本”に忠実に“個”を表現してほしい脇屋 友詞(Wakiya一笑美茶樓 オーナーシェフ)
新たに審査員長として「RED U-35」に臨む脇屋友詞氏が挑戦者に望むのは、“基本”に忠実に、そのうえで“個”をアピールすること。それが、この大会を制する唯一の道である。
2017.4.13RED U- 35も今回で4回目。国内外の436名の応募者のなかから、書類審査、映像審査、調理審査を経て、ファイ ナリストとなったのは 6 名の若き料理 人。彼らは、最終審査となる「レストラン審査」へと歩みを進めた。厳しい戦いを勝ち抜いた若き勇姿たちをご紹介します。
2016.12.20失敗してもいい。挑戦することに価値がある。桜井博志 (旭酒造株式会社 代表取締役社長)
「獺祭(だっさい)」といえば、日本国内のみならず、海外でも人気の日本酒だ。その獺祭を造るのが、山口県の旭酒造。高品質な日本酒の原料として人気の高い山田錦を使い、その米をさらに半分以上磨き上げる純米大吟醸の製法でしか醸造しないという日本でも類を見ない蔵元だ。酒質の向上のため、常に革新を続けるその姿勢は、「RED U-35」の挑戦者にも通じるもの。そんな旭酒造の代表取締役社長である桜井博志氏に、新たな料理の地平を切り開こうと日々奮闘する「RED U-35」のチャレンジャーたちへのアドバイスやエールをいただいた。
2016.5.24衝突を恐れずに、相手に向き合うことが大切三澤彩奈 (「中央葡萄酒株式会社」取締役・栽培醸造部長・ワインメーカー)
英国のワイン雑誌「デキャンタ」が主催する「デキャンタ・ワールド・ワイン・アワーズ(ロンドン)」は、ワイン最高峰の資格であるマスターオブワインの有資格者や世界のトップソムリエ等による厳しい審査が行われる世界最大級のワインコンクールと知られ、ワイン関係者だけでなく、消費者の目線も大切にしていることから、ワイン愛好家がワインをセレクトする際の指標ともなっているコンクール。そのコンクールで、全体の1%未満のワインにしか与えられない金賞・地域最高賞を日本で初めて受賞したワイナリーが、山梨県の中央葡萄酒だ。そのワインを造りあげたのが、醸造責任者の三澤彩奈さん。フランス・ボルドーで醸造学を学び、世界各地のワイナリーで修行した後、帰国。実家の中央葡萄酒で、10年近く試行錯誤を重ねた末の快挙だった。そんな三澤さんに、日本ワインと料理とのマリアージュ、RED U-35に対して感じたことなどについて伺った。
2016.5.19“世界”を知り、“世界”に知ってもらうこと本田直之 (レバレッジコンサルティング株式会社 代表取締役CEO)
「レバレッジ・シリーズ」など、ビジネス書を中心に著書累計250万部を超えるベストセラー作家としても知られる実業家の本田直之さん。1年の半分をハワイ、3カ月を日本、2カ月をヨーロッパ、残りをアジア・オセアニアなどを旅しながら生活し、トライアスロンやサーフィンなど趣味にも全力で取り組む人生の達人。そして“食”への造詣も深く、著書には、日本を代表するシェフに成功の秘訣をインタビューした『なぜ、日本人シェフは世界で勝負できたのか』(ダイヤモンド社)などがある。そんな本田さんに、「RED U-35」世代の料理人に求められるマインドとスキルについて伺った。
2016.5.12