美味しいをつくる人たちのストーリー、食をめぐり切磋琢磨する日々のドキュメントなどを綴る編集部。人を幸せにしたい、社会をよくしたい、地球の未来を変えたい、と行動する料理人たちの想いを取材。
井上稔浩|もがき苦しんだ末にたどり着いた自然体の境地井上稔浩(pesceco オーナーシェフ)2021 Finalist インタビュー
5回目の出場で2度目の決勝進出を果たした井上稔浩氏は、今大会、準グランプリを獲得した野田達也氏と並び、大会前から注目を集めていた実力者。ラストチャンスとなる35歳で挑んだ2021年、優勝を手にすることはできなかったが、何度もRED U-35に挑戦するなかで、自分なりの料理人像を見出してきた。地方でレストランを営むために大切なこと--その根本を井上氏は語ってくれた。
2022.3.15野田達也|最後まで貫いた挑戦者の姿勢野田達也(nôl ディレクター)2021 Finalist インタビュー
4名のファイナリストのうち、2名が過去大会の決勝経験者だったRED U-35 2021 ONLINE。そのひとりが野田達也氏だ。悲願の優勝こそならなかったが、4度目の出場で3度目の準グランプリを獲得した野田氏の驚異的なアベレージは、RED U-35の歴史に大きな足跡を残したはずだ。最後となる戦いを終えた今、野田氏の胸中にあるのは、意外にも初出場当時からの変わらぬ想いだった。
2022.2.21ドグエン チラン|目標を見失って生まれた逆転の発想ドグエン チラン(CHILAN オーナーシェフ)2021 Finalist インタビュー
RED U-35 2021 ONLINEにおいて、飛躍が期待される女性料理人に贈られる岸朝子賞を受賞したドグエン チラン氏。大会をとおして、自らが女性料理人のロールモデルとなることをアピールする姿が印象的だった。そこにはどんな想いが込められていたのか。これまでの歩みを振り返り、この先にある夢を語っていただいた。
2022.2.9堀内浩平|家族と描くローカル・ガストロノミーの未来堀内 浩平(Ichii シェフ)2021 Finalist インタビュー
一次審査から最終審査まで、すべてをオンラインで審査する異例の大会となったRED U-35 2021 ONLINE。みごと、レッドエッグの栄冠に輝いたのは、大会前まで知る人ぞ知る存在だった堀内浩平氏。「僕には知名度も実績もなかった」と語る氏が優勝できたのはなぜなのか? 大躍進の影には、妻と兄の献身的なサポートがあった。
2022.2.9RED U-35 2021 ONLINE ファイナルは劇的な大逆転で幕コロナ禍で開催された特別な大会を振り返る
一次審査から最終審査まで、すべての審査がオンラインによって実施されるという、コロナ禍で開催された特別な大会となったRED U-35 2021 ONLINE。8回目にして7代目となる“レッドエッグ”が誕生した今大会の、約半年にわたる戦いを振り返る。
2021.12.30特別対談 これまでも、これからも、変わらぬ支え合いを大切に盛山 貴行(粲 s.l.m)×大谷 和人(ヤマサ醤油株式会社)
「料理人と企業が手を組み、食の未来のためにできること」をテーマに、料理人側、企業側がそれぞれのスタンスから「食の未来」について語り合う。日本料理に醤油は欠かせない。RED U-35 2016でブロンズエッグを獲得した日本料理人、盛山貴行氏と日本を代表する醤油メーカー、ヤマサ醤油株式会社の大谷和人氏との対話から浮き彫りになったのは、「支え合いの大切さ」だった。
2021.11.11特別対談 人と人とのネットワークで広がる料理人の世界井上 和豊(szechwan restaurant 陳)×岡﨑 正明(株式会社ジェーシービー)
「料理人と企業が手を組み、食の未来のためにできること」をテーマに、料理人側、企業側がそれぞれのスタンスから「食の未来」について語り合う。RED U-35 2016でグランプリを獲得した井上和豊氏と日本で生まれた唯一の国際カードブランドである「JCB」のブランド事業を統括する岡﨑正明氏。物腰やわらかに次々と質問を繰り出す岡﨑氏が対談を終始リードするかたちに。
2021.11.5特別対談 日本橋の「歴史」と「食」が融合して生まれる革新野田 達也(nôl)×柿野 陽(三井不動産株式会社)
「料理人と企業が手を組み、食の未来のためにできること」をテーマに、料理人側、企業側がそれぞれのスタンスから「食の未来」について語り合う。日本橋で料理人を務める野田達也氏と三井不動産株式会社 日本橋街づくり推進部の柿野陽氏。日々、日本橋の魅力について考え行動するふたりの対談から浮かび上がったキーワードは、“街のサステナブル”だった。
2021.10.11特別対談 料理とデジタル技術の融合の可能性米澤 文雄(The Burn)×木村 岳洋(株式会社デジタルフォルン)
「料理人と企業が手を組み、食の未来のためにできること」をテーマに、料理人側、企業側がそれぞれのスタンスから「食の未来」について語り合う。シェフ米澤文雄氏が、デジタル技術を活用したより良い社会の実現を目指す株式会社デジタルフォルンの副社長 木村岳洋氏に、デジタル技術の可能性を聞いた。
2021.10.1海外組CLUB REDたちへのインタビュー[Part 2]小川苗 Hawaii/山本拓明 Rotterdam/川野將光 Singapore/市原沙織 Stockholm
海外組CLUB REDたちへのインタビュー[Part 2]
異国で暮らす料理人たちに訊く。「料理人として」&「一人の人間として」いまどう生き抜いていますか?~若手料理人たちがコロナウイルスの影響でリアルに感じていること、これからのこと~